会社のネットワークハードディスクの調子が急に悪くなった。自分のPCから接続している最中に急にアクセス不可能になってしまうのだ。リセットボタンを押しても元に戻らず電源ON・OFFスイッチでOFFにしても電源が切れない。やむを得ずしばらく放置してから電源コンセントを抜いた。そんなことが三日も続くとさすがに少々心配になってくる。慌てて購入日を確認すると2004年01月15日。すでに5年半が経過していた。ハードディスクの寿命は知らないが、ネットで検索すると次のような記事が見つかった。
●Googleによると、ハードディスクは温度や使用頻度に関係なく故障する
●HDDの寿命はどのくらい?
結論から言うと、使用環境にかなり影響されるので数字で一概に何年は持ちますよとは言えないらしい。過去の経験からハードディスクから発せられる異音については充分注意していたが、それらしい異音もなく急にアクセス出来なくなる。こうなってくると原因究明よりデータの保存が第一。会社の人たちで共有すべきデータは全部ネットワークハードディスクに入れてあるので、さすがにこのデータが無くなるのは困る。とにかく代替機を用意せねば業務遂行にも支障が出てくるので、代替機の候補に挙がったのが以前このブログでも紹介したアイオーデータのLandisk-HDL2-G2.0だ。自宅に導入済みなので使い勝手は分かっているし、なにしろ2000GBと大容量なのがいい。
一番手っ取り早いのは秋葉原あたりの家電量販店に買いに行けば品数豊富で即、購入出来ると思うが、家電量販店は高い。個人的にはPCおよびその周辺機器はもう家電量販店では買わないことにしているので、アマゾンを利用してみた。多少の価格差ならば金額よりも納品の早さを優先したかったのでアマゾンで300円の割増料金を支払い、お急ぎ便を選択。発注したのが20時過ぎだったが、翌日の14時に到着したのにはびっくりした。いくらお急ぎ便でも届くのは翌々日だと思っていたのだが、夜間発注で翌日の午後に届くとは、在庫管理と事務手続きがいかに効率よく流れているかの証左。今までにもかなりアマゾンを利用しているが納期の早さは相も変わらず凄い。
早速ネットワークに接続して旧型ネットワークハードディスクから新型ネットワークハードディスクにデータを移動するが、あまり負荷をかけるとまた急に止まってしまう可能性が大なので、まるで腫れ物に触るように少しずつゆっくりと作業を進める。必要最低限のデータを移動したときにはほっと一安心したが、それにしてもネットワークハードディスク、改めてその重要性を再認識すると共に、それが故障することの影響力を実感した次第だ。幸いにして今回のHDL2-G2.0はミラーリングモードにしてあるので、2台内蔵のハードディスクに同時に同じ内容を書き込む設定だ。1台が壊れてももう1台でデータを救出できる設定になっているので安心しているが、いざ実際その場面に出くわさないとその効果は発揮出来ない。が、新品故にその効果を体験する機会があったとした数年先。いざというときのために取扱説明書をGoogleドキュメントにアップしておいた。こうしておけば重大な局面にさしかかったとしても慌てずに対処できるはずなのだが・・・・
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