会社のMacintoshを買い換えることにした。OSとハードウェアの親和性を考えるとWindowsよりもMacintoshの方が高く、トラブルに陥る可能性はWindowsよりもはるかに低いのだが、考えてみれば自分の会社でハードもソフトも作っているのだから、これは当たり前。先日WindowsマシンでVista,7,UbuntuのWindowsブートローダによるトリプルブートを構築した時は試行錯誤を重ねて膨大な時間を費やしたが、その点Macintoshは気が楽だ。Boot Campが搭載されているので画面に従って一つ一つ進んでいけば、いとも簡単にWindowsとMacintoshのダブルブート環境を構築することが出来る。

最近はPCおよびその周辺機器を購入すると、その関係書類は全てpdfにしてGoogleドキュメントにアップロードすることを徹底している。
・納品書・受領書・パンフレット・小冊子
・取扱説明書はそのメーカーサイトに公開されているのであればダウンロード。
・PCの場合はその内部・前面及び背面写真を撮影してpdf変換する。

一見面倒くさいように感じるかもしれないが、これをやっておくことによりいざトラブルが発生しても往生することなく、冷静に対処出来るのだ。トラブルが発生してから、購入年月日やシリアル番号を調べたり、あるいは購入機種の型番を確認したりした経験は誰にもあるだろうが、これが結構煩わしいのだ。だいたいトラブルは経年変化により発生することが多いので、数年前に購入した製品の型番やらシリアル番号なんて即座には出てこない。が、これが分からないとメーカー受付窓口では門前払いになるので、押入れにしまった当時の納品箱を慌てて探し回ることになってしまい、これだけも確実に1時間は損失することになる。

が、Googleドキュメントにpdf変化してアップロードしておけば、いつ、どこでもその資料が確認出来るのでとても便利だ。やはり情報はみんなで共有、自分だけしか分からない、他人のことは分からない、自分のPCを起動しないと分からない、では会社の情報管理方法としてはまずい。その意味で時代は確実にクラウドコンピューティングに向かっているのだろう。Googleドキュメントを積極的に活用することにより仕事そのものの進め方をより効率的に、より多くの人に伝えることが可能になってきている。そしてこのGoogleドキュメント管理の最大の長所は数年後、忘れかけていたころに再度検索をかければ簡単に当時の情報を収集出来ることだろう。例えて言うならば4年前の家電量販店で配っていたチラシが検索一発で出てくることの爽快感と言ったらいいだろうか？

さてそのMacintoshだが購入機種は、MB950J/A。以下備忘録として作成。

●型番　iMac MB950J/A

●iMac MB950J/A (21.5 and 27-inch, Late 2009) 技術仕様

●マニュアルのダウンロード先

懸案事項としてあげられるのは、200GBはあると思われる大容量データのコピーだ。Windowsの場合は最後の神頼みでFastCopyをよく使ったが、Macintoshの場合はどのソフトを使えばいいのか？Macintosh OS9の時代には大容量コピーを結構やったが、いい思い出は一つもなく徒労感漂う諦念にも似たような気持ちだったのを昨日の出来事のように覚えている。Macintosh OS9で辛酸を嘗めた経験がおありの方なら、この気持ちを理解してもらえるだろうが、いずれにしても気の重い作業だ。きっと同じ感想を持つ人が居るはずとネットで探してみたら、案の定ブログで公開している人が居た。参考にしなくてはなるまい。

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