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テーマ:サッカーあれこれ(20136)
カテゴリ:┣ ★サッカーについて★
2009年12月06日(日曜日)読売新聞朝刊22頁より引用
2009年12月06日(日曜日)読売新聞朝刊21頁より引用 読売新聞スポーツ記事欄を見ていると、プロ野球シーズン中によく目に付くのは、大リーグ在籍日本人選手の昨日の活躍欄だ。個人名を掲載して昨日は試合に出場不出場、ヒット本数、投手ならば何回投げて自責点はいくつだとか、所属チームの勝敗よりも日本人選手の個人成績一点に絞った報道をしている。日本に在籍していたらそれほど名前がお目にかかれないようなレベルの低い選手でも、渡米し大リーグに在籍した途端、一挙手一投足が報道されるのには正直閉口してしまうが狭小な物の見方だといつも思う。 視点は常に日本人大リーグ在籍選手を通して報道されるために、見方が一方通行になりがちだ。個人的に日本人大リーグ在籍選手に全く関心の無い私からすれば、知りたいのは各チームの歴史、伝統、思想、特徴、監督およびそのチームのスタープレイヤーだが、そのようは報道をしてくれるところは皆無。アメリカ四大スポーツの一つと言われる大リーグの神髄に迫ろうかという記事にお目にかかることはまずなく、あくまでも焦点は日本人のみ。これではいつまで経っても事の本質は分かるまい。スカパーやWOWOWに加入して欧州南米サッカーを見るようになってからだいぶ時間が経つが、もう国籍で選手を見ることは無くなった。日本人だろうが中国人だろうが一切分け隔てすることなく、評価するのは実力のみ。各種のサッカー掲示板を読んでも日本人だから・・・という考えを持っている人は余りいないと思う。 さて来年2010年はワールドカップが南アフリカで開催される年。これから徐々に新聞雑誌やニュースで取り扱われる機会が増えてくることであろう。元旦に配達される新聞の特集記事にはおそらく東京スカイツリーとワールドカップに多くの紙面が割かれると思うが、ぜひとも見て欲しいのはスペインチームの代表選手の紹介だ。シャビ、イニエスタ、セスク、シャビアロンソ、ビジャ、トーレスと当代一流のスター選手がずらりと勢揃いした顔ぶれは圧巻そのもの。その余りにも美しすぎるサッカーはすでにEURO2008(欧州選手権)優勝で証明されており、まさに折り紙付きと言っていいだろう。正直日本代表チームの試合を見る暇があったら、このスペインチームの試合を繰り返し見ていたいぐらいだが、見るたびに新たな発見が得られるような気がしてならない。 とは言いながらも2002年には破竹の勢いで南米を制し、対ブラジル戦ではあのブラジルが畏怖の念を抱いているのかと錯覚をおこさせるほど強かったアルゼンチンがグループリーグを突破出来なかった例もあるのだ。これから6か月間のコンディション作りが全てだろう。欧州南米トップレベルのプレイヤーの実力はサッカーファンならば誰でも知っている。徐々にコンディションを上げていき6か月後にトップレベルをキープ出来た選手が数多くいるチームが栄冠を勝ち取るのは間違いのないところ。果たして戦前の予想が当たるのかどうか、備忘録として読売新聞記事を掲載。次回は日経新聞を掲載します。 関連記事 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★
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