調べてみると10年ぶりの新型テレビの購入だが、一番驚いたのは42インチの大画面もさることながらその画面の綺麗さだ。この辺りはすでに書き尽くされているので多くは触れないが、大画面で見る女優さんの顔の皺が一つ一つ見えてしまうことにはさすがにびっくり。従来のアナログ放送画面とハイビジョン画面との差は歴然としているために、技術の進歩を如実に感じてしまう。さて届いてからまだ一週間ぐらいしか経過していないが、感じたことを思いつくままに記すと・・・
●インターネット
大画面でヤフージャパンを見ることは出来るが、やはり文字入力がテレビリモコンでは操作しにくく、使い勝手はPCと比較すると数段落ちる。毎回決まった画面、例えばヤフージャパンの天気情報などを登録しておいて見る分には問題が無いが、何かネットから情報を得たいときはPCで操作した方が遙かに早く有用な情報を得られる。楽しみにしていたYouTube動画は見ることが出来ず、結局のところインターネット機能はオマケみたいなもの。が、それにしても感覚的には接続速度が遅い気がする。100BASE-T接続らしいが、画面の切り替わりが凄く遅い。自宅はギガ得プランで最速400Mbps行くこともあるので、テレビ本体の性能だろうか?
●USBハードディスク&LANディスク
事前に分かっていたこととは言え4年前に10万円以上した東芝製DVD&HDDレコーダーに地デジが録画出来ないのはちょっと辛い。本当はBlu-ray Disc(ブルーレイ)搭載のHDDレコーダーでも追加購入すればいいのだろうが、あいにくと予算オーバー。が、考えてみたらBlu-ray Disc(ブルーレイ)搭載のHDDレコーダーを購入するのが正解なのか少々疑問に思えてきた。過去に購入したレーザーディスクはすでにハードウェア機器生産停止のために見ることが出来ず、DVD録画した映画もこの先10年後に見ることが出来る保証はどこにもない。VHSテープもソニーの8ミリビデオも今となっては家電量販店の店頭でハードウェアが売られているのかどうか・・・要するに新しい記録媒体が登場するたびにその都度買い換えを余儀なくされ、過去に購入した資産の継承は難しいことの方が多いのだ。
●2007年09月23日 ★Macintosh OS9の起動マシン-その2★
●2007年04月03日 ●跳開橋・かちどき橋-その6●写真集後編
上記の二つの日記でPCにおける持ち運び可能な記録媒体の変遷とそれに対する私見を書いているが、結論として資産継承に重点を置くのであればHDD(ハードディスクドライブ)に録画しておくのが一番無駄が少ないような気がする。これから主流となるBlu-ray Disc(ブルーレイ)が10年先に見られる保証はどこにもない。レーザーディスクやVHSテープと同様に見ることが出来ない可能性も結構あると思わざるを得ないのだ。ということでこの年末年始ハードディスクに映画やドラマを録画していたが、気が付いたらを1本録画するたびに5GB,10GBとディスク容量を消費している。地デジの隅々まで綺麗に見える画面の精細さ故に録画容量が飛躍的に増加しているのは理解出来るが、調子になってどんどん録画していたら1000GBのLandiskといえどもすぐに満杯となること必至。だから謳い文句にLandisk4台まで同時接続可能と書かれているわけだ。1000GBのLandiskを4台接続することはまずあるまいなどと思っていたが、いざ実際に録画してみると4000GBでも足りない人には足りないのだろう。地デジ録画番組専用の圧縮解凍機能を搭載して欲しいものだと切実に思う。
関連記事
●東芝REGZA Z9000シリーズ
●LAN DISK Home(HDL2-Gシリーズ)
●2009年12月27日 東芝REGZA Z9000を購入
●2009年05月31日 リモートリンクで自宅のLAN DISKに接続
●2009年05月09日 ネットワークハードディスクの購入-その2
●2009年04月12日 ネットワークハードディスクの購入