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テーマ:私のPC生活(7434)
カテゴリ:┣ ★Windows情報★
2010年01月01日 日本経済新聞 朝刊7頁より引用
1995年にWindows95が発売されたときの熱気は凄まじいものがあった。当時対抗馬と目されていたアップルは迷走を繰り返し、ついに1997年にはマイクロソフトからの出資を仰ぐほどの危機に陥る。その当時からWindows95とMacintoshを併用していたが、いくらアップル贔屓とは言いながらも青息吐息、一部雑誌では絶滅機器品種と扱われてていたのをよく覚えている。時期的に使用していたのはMacintosh OS8からOS9だったと思うが、いま思い出してもとても親しみやすいOSだった。 OSで一番重要なのは安定度だと思うが、その安定度の面からするとこのMacintosh OS8と9は失格。ちょっと負荷をかける作業を行うと止まっちゃうんじゃないかといつもドキドキハラハラしながら日常の業務で使用していたものだ。が、半面自分の思い通りにいじくることも出来たし、一番の魅力はその親しみやすい操作性にあったのだと思っている。ユーザインターフェイスという言葉に代表されるように、使い手に分かりやすく直感的に操作をさせることに関してはやはりMacintosh OS7,8,9はピカイチだったのだ。そのMacintosh OS7,8,9からOS10、そしてiPodの発売、iPhoneの登場と劇的に業績を回復し、今や時価総額18億ドルとマイクロソフト(27億ドル)に充分比肩するほどにまでなってきた。 それにしてもドッグイヤーとはよく言ったものだ。『情報技術分野における革新のスピードを表す概念。通常7年で変化するような出来事が1年で変化すると考える』ことだが、7年×15年=105年、第一線で活躍しているスティーブジョブズの感覚からすればすでに一世紀が経過しているのだろう。そのアップル、グーグル、マイクロソフトが今まさに正念場を迎えようとしている。各社ともに自社製の携帯電話、10インチ前後の新型タッチパネル、そしてOSを相次いで投入し次世代の新たな潮流に備えているのだ。難攻不落の要塞と思われていたマイクロソフトが一時守勢に回るなどという事態を今から10年前に想像した人がどれだけ居ただろう。これから10年後はどのようになっているのか想像することはとても難しい。が、それを決めるのはユーザであることもこれまた真実なのだ。 OSおよびブラウザによりクリックしても新聞記事が読めないときがあります。そのときはここをクリックしてください。 ●アップル インコーポレイテッド 関連記事 ●2009年12月26日 グーグル対マイクロソフト・アップル ●2009年12月06日 Google日本語入力への期待 ●2009年11月28日 Gmailが最大容量に近づくと ●2009年11月22日 Chrome OSへの期待-その2 ●2009年09月21日 Googleデスクトップ検索の感想 ●2009年09月06日 Chrome OSへの期待 ●2009年07月19日 クラウドコンピューティングを目指して ●2009年07月11日 Chrome OSの発表の感想 ●2009年05月30日 Google Chromeは速かった ●2009年05月23日 Android携帯"HT-03A"について思うこと
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