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テーマ:家電よもやま(9591)
カテゴリ:┣ ★Windows情報★
先日購入したばかりの東芝REGZA42Z9000の電源をONにすると、音声は聞こえるものの映像が映らない。さっきまではなに不自由なく見ることが出来たのに、いきなり映らなくなるとは配線の接触不良かともう一度全部確認する。が、接触不良はなく今度は映るだろうと電源を入れたが、それでも駄目。まあそのうちに直るだろうと思い、数時間後に改めて電源スイッチを入れると、正常に見ることが出来た。が、今度は映画を見ている最中に、画面上端三分の一ぐらいが映像真っ暗、画面下端三分の二ぐらいは正常画面でおかしいなと思っていたら、全部の画面が真っ暗になってしまった。さすがにここまでくると初期不良製品に出会ったのだろうと東芝の担当者の人に来てもらったが、デジカメで撮影しておいた映像異常の動画を見てもらうと、やはり内部基盤の不具合の可能性が高いとのこと、テレビを交換する事態になってしまった。
と、ここまではよくある出来事なのでさほど気にも止めなかったが、問題はこの後。東芝REGZAの録画は同時購入したUSBハードディスクと以前から自宅にあるLandiskとの2台で行っているのだが、テレビを交換するとUSBハードディスクに録画している番組がすべて初期化されるために見られなくなるとの説明を受けた。一瞬意味が分からず、再度聞き直すと地デジ対応テレビを交換すると付属しているUSBハードディスクは、初期設定で初期化されることになる『仕様』なのだという。PC感覚で考えれば『おい、おい、冗談言うなよ、そんなことは太陽が西から登るのと同じ確率であり得ないこと』なので合点がいかない。 さすがに東芝担当者の人も自社製品の不具合で顧客に迷惑をかけることを恐縮したのだろう。『地デジ対応テレビを交換してもUSBハードディスクは接続しないでもらえますか?家電量販店から新しいテレビが到着して設置が終了したら再度呼んでください。USBハードディスクを接続しても初期化されないように信号を変えて接続し直します』とのことになった。 もともとテレビはそれほど見ない人間なのでPCほど拘りはなく、たいした知識も持ち合わせていないが、それにしてもこれは驚愕の仕様だ。購入前にはカタログを一通り読み、購入後には取扱説明書、各種のパンフレットをざっと読んだつもりだが、そんな記述は目に入ってこなかった。もちろん見落としの可能性もあるので断定は出来ないが、仕様として書いてあるのだとしたら、きっとカタログやパンフレットの欄外にこれ以上小さくしたら判読不可能のレベルまで小さくした文字で書いてあるのだろう。音楽番組を除いて録画した番組を何度も見るわけではないが、数年後に万が一テレビが故障して買い替えを余儀なくされたら過去に録画した番組は全て無駄になるという事実。どうしても保存しておきたい番組ならBlu-ray Disc(ブルーレイ)で保管すればとの声も聞こえてきそうだが、『2010年01月04日 東芝REGZA Z9000の使用感』で書いたようにブルーレイは購入しないつもりだったのだ。 過去PCで培った経験が教えてくれたことは、持ち運び可能な小型記録媒体MO,CDやDVDには大事なデータを保管しないこと、大事なデータはすべて2台のハードディスクに保管し、2台とも同一性を保つこと、これが全てである。PCデータを継承する唯一にして最善の方法なのだ。なので今回はブルーレイレコーダーもハードディスクレコーダーも購入せずにすべてネットワーク経由でLandiskに保管するつもりだったのだが、それが早くも頓挫したことになる。USBハードディスクは録画番組が初期化されるとは聞いたが、ではネットワークに接続しているLandiskはどうなるのか?慌てて確認するとネットワーク接続のLandiskは大丈夫だという。 いずれにしてもこれは調査と検証作業が必要になってきた。伝言ゲームを想像してみれば分かるように、人づてに聞いた話ほど不正確で怪しいものはない。いまだに信じがたいこの縛りはいったい何のためにあるのか、そしてそれを回避する方法はあるのか?次回ネットを探し回って知り得た情報を少しずつ書いていきます。 関連記事 ●東芝REGZA Z9000シリーズ ●LAN DISK Home(HDL2-Gシリーズ) ●2010年01月04日 東芝REGZA Z9000の使用感 ●2009年12月27日 東芝REGZA Z9000を購入 ●2009年05月31日 リモートリンクで自宅のLAN DISKに接続 ●2009年05月09日 ネットワークハードディスクの購入-その2 ●2009年04月12日 ネットワークハードディスクの購入
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