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テーマ:私のPC生活(7434)
カテゴリ:┗ ★iPhone情報★
●Appleが1月27日に特別イベント タブレット発表か
いよいよ来週はアップル期待の新製品が登場かと待ち望んでいたら、衝撃的なニュースが海外から飛び込んできた。ヤフーヘッドラインのニュースは後日見られなくなることがあるので全文を掲載しておくと、著作者の印税収入を条件付きで二倍に引き上げるというものだ。記事によれば現行35%から70%まで印税を引き上げるという内容だが、それにしても一気に勢力を拡大しようとする試みはいずれ日本に波及することを考えると、既存の業界秩序に大打撃を与えることは必至だろう。 アマゾンキンドルについては著作権問題でなかなか日本語対応が進んでいない様子だが、読書好きの人間からすればとても興味深い製品の一つだ。電子書籍が読みやすい、読みにくいという意見はよく聞くが、利便性の筆頭に挙げたいのが検索機能。紙の書籍では検索が殆ど絶望的なので個々の記憶に頼るしかないが、デジタル書籍では検索が可能になり、従来とは異なる使い勝手を実現出来るはずなのだ。 ○○自重って四文字熟語があったけれど、出だし、なんだったけなぁというときに、デジタル書籍ならば一発で見つけることが出来て便利だし、そして『隠忍自重』という文言はこの小説のどの場面で使われているのだろうと調べるときにもすぐに見つけることが出来る。そんな訳で来週発表されるアップル『iSalte?』に搭載される電子書籍機能はとても楽しみにしていたのだ。もちろん日本語対応までは無理だろうが、どのようなソフトなのか体験することは出来るかもしれない。 iPhone以来、アップルが満を持して発売する新商品だけにその動向はIT業界に大きな影響を与えるはず。そしてそれは従来のPCに変わる新たなPCを提案して欲しいなと思う。業務で専門領域のソフトを使用する人達以外、そして多くの一般の方々にとっては現行のPCはいろんな意味で使い勝手が悪い。すぐに起動しない、トラブルに陥ると修復不可能、データのバックアップを取らなければならない、時間の経過と共にOSが不安定になってくる等々・・・ iPod touchを使用するようになってから思うのはOSを意識する場面がほとんど無いことだろう。現在のPCはWindows,Macintosh,LinuxどれもOSの知識が無いとトラブル時に対処出来ないのが最大の難点。だから多くの初心者の方にとってPCは取っつきにくいのだ。PC黎明期からいじくっているお陰でPCに関する知識は相当なものが蓄積されたが、反面トラブル時に復旧のために膨大な時間を損失していることもこれまた事実。OSを意識させることなく従来のPCに取って代わる新たなLife PCとでも呼べる製品を出して欲しいと思う。そしてそのような製品を生み出せる会社は、やはりアップルやグーグルだけだろう。願わくばブラウザのSafari一本だけはやめて欲しいものだ。自由にブラウザを選べるようになれば、それだけで使い勝手は数段上がると思っているのは私だけではあるまい。 ●キンドル「印税70%」の衝撃 不況の出版界には大脅威 「キンドル」の電子書籍について米アマゾンが発表したのは、印税を35%から70%に条件付きで引き上げるという衝撃的なものだった。著作者を囲い込む作戦とみられており、既存の出版社には脅威となりそうだ。「コンテンツをより豊富にすることですね。品揃えを充実させたいと考えています」印税7割の狙いについて、アマゾン・ジャパンの広報担当者は、こう明かす。 ■著作者を囲い込んで紙の書籍を駆逐 米アマゾンが2010年1月20日発表した印税の追加オプションは、価格破壊で一気にシェアを拡大しようとするものだった。印税を2倍にも引き上げる代わりに、書籍の販売価格を安く設定できるようにしたのだ。印税7割の条件として、販売価格を2.99~9.99ドルに据え置き、紙の書籍の最安値より2割引以上にすること、ほかの電子出版サービスより安くできるようにすることなどが挙げられている。つまり、著作者を囲い込んで紙の書籍を駆逐し、電子書籍でも覇者になろうという意図が見え隠れしている。これまでの印税35%の枠組みは残して利益を確保しながら、バーゲンセール品で売り上げを伸ばそうという作戦らしい。 メディアジャーナリストの津田大介さんは、こう分析する。 「印税が高くなりますので、書籍を安くすることができます。それで、類似業者の価格競争に勝とうと、出版業界で最安値にしたわけです。高い印税を払う代わりに、アマゾンは、音声ブック化など書籍を自由に利用できるように縛りもかけています。著者を囲い込み、市場も押さえようとする、一石二鳥のうまいやり方だなと思います」キンドルは、アメリカでは6割のシェアがあり、2位のソニーなどをさらに引き離そうというわけだ。 ■「著作者が出版社より強くなる」 この時期にアマゾンが印税を上げた理由として、米アップル社が電子書籍も扱うタブレット型端末を発売するとみられていることがある。同社では、記者を招いて2010年1月27日に特別イベントを予定しており、その前に先手を打とうとしているのではないかということだ。津田大介さんは、「ネット上のアップルストアでは、アプリの開発者に販売価格の7割を支払っています。新しいタブレット型端末では、著作者についても同じルールを適用しそうなので、アップルを牽制しようとしたのでしょう」と解説する。 日本向けには、キンドルが09年10月から米アマゾン社サイトで売られているが、日本語版はまだ出ていない。また、10年6月30日から導入される印税7割は、今のところアメリカ国内だけだ。 今後、日本の出版界にどのような影響があるのか。 大手出版社では、キンドルなどに対抗して、日本電子書籍出版社協会を2月にも設立することを明らかにしている。そこでは、出版社の不利にならないように、書籍をデジタル化で2次利用できるよう模索しているようだ。 津田さんは、日本の出版社が海外の動きを様子見しているとみる。「アマゾンやアップルなど、どこが勝つのかを見て、強いところと結びつこうと考えているようです。しかし、今からでは手遅れの面があり、アマゾンなどと組めるとは限りませんね。著作者は、確実にアマゾンなどを選ぶ選択肢ができますし、出版社に比べて相対的に強くなります。今年は、著作者の動きが顕著に見られる年になるでしょうね」 関連記事 ●2009年12月30日 アップル・タブレットPCの噂 ●2009年12月28日 iMac MB950J/Aでの大容量コピー ●2009年12月19日 iMac MB950J/Aの購入 ●2009年12月12日 アップル・タブレットPCへの期待 ●2009年11月23日 MacBookのトラックパッド ●2009年10月04日 MacBook touchへの期待 ●2009年07月18日 アップルのネットブックへの期待 ●2009年05月02日 iPhotoユーザ向けの"GPS-CS3K" ●2009年04月26日 アップルの低価格ミニノートの噂 ●2009年04月04日 WindowsでMacintoshを動かすEFiX ●2009年02月15日 iPhoto'09の新しい機能 ●2008年12月31日 Macintoshでの日本語変換 ●2008年12月28日 無料のウイルス対策ソフト iAntiVirus ●2008年12月23日 MacintoshでWindwosキーボードを使うためには-その2 ●2008年12月07日 マイティマウス(Mighty Mouse)の掃除の仕方 ●2008年12月06日 新型MacBookのアルミボディ ●2008年11月29日 MacintoshでWindwosキーボードを使うためには ●2008年11月24日 WindowsとMacintoshのデュアルブート-その2 ●2008年11月22日 WindowsとMacintoshのデュアルブート ●2008年11月15日 新型MacBook 2400/13.3 MB467J/Aの購入 ●2008年10月18日 ★低価格超小型PCの戦略~アップルとNEC★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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