最近業務で活用することの多くなったPDF編集ソフト。その代表的なソフトといえばなんと言ってもアドビーのアクロバットだが、非常に高価でおいそれとは手を出しにくい。自宅にも複数台のPCがあるのでそれぞれにインストールしようかとも考えたが、1本あたり3万円前後する。そこで購入したのが"いきなりPDF COMPLETE7"。アマゾンで購入したが確か7000円前後で購入出来るにも関わらず、機能的にはかなりの高性能だ。まだそれほどじっくりと全機能を使いこなしてはいないものの、WindowsVistaにはアドビ・アクロバット9を、Windows7には"いきなりPDF COMPLETE7"をインストールして数か月使用してみた。
業務上の全データ及びFAXで受領した用紙を全てPDFに変換する。
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数年経過した後でも見つけることが出来るようにGoogleで検索することを前提にしたファイル名称を付ける。
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自分のPCのハードディスクにPDFを保管する。
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GoogleドキュメントにPDFをアップする。
様々な書類の保管方法を実践してみたが、5年前のあの仕事に時に受領した1枚のFAXを数分で見つけるにはこれが一番確実かつ最速の方法だと思う。調べるのは時間の浪費以外の何物でもない。自分が必要とする情報・書類を1分で見つけても3時間かかっても結果は同じだ。3時間かかって見つけたんだから偉いねと考える人も居るかもしれないが、時給1000円とすれば計算上は3000円のお金を捨てたことになる。だったらどんな書類でも情報でも数分、出来れば即座に見つけることが出来れば、その分の経費が浮くという考えだ。調べることをを生業(なりわい)としている人は別にして、我々のように生産的な業務をこなしている人間にとって調べることほど非生産的な行為は無いのだ。
さてそのアドビ・アクロバット9といきなりPDF COMPLETE7だが、アクロバット9の方が高機能なのだろうが、業務上はいきなりPDF COMPLETE7でも充分使えるし、PDFの編集加工も自由自在に出来る。これだけの低価格でこの性能ならば申し分の無いところだが、たまたま本屋で立ち読みした"PDF実践活用マスター―実用度100%仕事に効くPDF活用術が満載(INFOREST MOOK)"によると別な方法が紹介されていた。"OpenOffice+Sun PDF Import Extension"の組み合わせもかなり使えるというのだ。
●OpenOffice.orgは、無料で入手できて、自由に利用できる統合オフィスソフトです。
●Sun PDF Import Extension
パソコンにマイクロソフトオフィスが入っているので今までOpenOfficeはインストールしたことがないが、Sun PDF Import Extensionという機能追加を行うことにより、OpenOfficeの描画ソフトであるDrawでPDF加工を行うことが出来るようになるらしい。WindowsVistaにはもう余計なソフトをインストールしたくないので、Windows7にOpenOffice3.2.0+Sun PDF Import Extensionをインストールしようかとも思ったが、2010年2月11日に公開されたばかりのOpenOffice3.2.0はWindow7未対応なので若干の不安が残る。Window7対応版が公開されたらインストールするつもりだが、この日記を読んで試す方は自己責任でお願いします。
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