2010年05月09日に投稿した『Windows,Macintosh,Ubuntuのトリプルブート-3』で三種類のOSを切り替えて起動することは出来るようになるが、問題は無線LAN接続だ。というのも有線LANケーブル接続時は自動的に認識してMacBook MB467J/Aはネットに接続出来るが、無線LANの場合はUbuntu9.10内蔵のドライバでは認識してくれなかったのだ。
そこでメニューバーの『システム』→『システム管理』→『ハードウェア・ドライバ』で利用可能なドライバを検索すると現れたのが以下の画面。『Broadcom B43 wireless driver』と『Broadcom STA無線ドライバ』の二つのドライバが見つかったので、どちらがよりMB467J/Aに有効なドライバなのかをネットで調べたが分からず。そこで順番にインストールすることにした。それにしても『プロプライエタリなドライバ』という表現はもう少しなんとかならないものなのだろうか?直感的にこの単語の意味が分かる人はまず居ないはず。PC業界に従事している人間ならいざ知らず一般の人々の間では会話にすら登場しない単語だ。誰にでも分かりやすく平易な日本語に置き換える配慮が欠落していると言われても仕方がないだろう。
Broadcom B43 wireless driverは認識しない
Broadcom STA無線ドライバでネット接続可能になる
その結果、Broadcom B43 wireless driverでは認識しなかったが、BroadcomSTA無線ドライバでようやくネットに接続することが出来た。その後、起動するたびにチェックしているが、常に自動的に接続してくれるので、これでようやく家庭内でOSを切り替えても安定して使えるようになってきた。なおMB467J/Aのトラックパッドにまで対応しているのには驚いたが、このトラックパッドはまだ実用的ではない。Windows,Macintosh,Linuxの三種類のOSを切り替えて使ってみて始めて分かったことだが、トラックパッドが一番使いやすいのがMacintosh OS 10.6で、続いてWindows7。
トリプルブートを構築する前はWindowsVistaとMacintosh OS 10.5のダブルブートだったので、WindowsVistaとWindows7の比較をすると、ドライバが改良されているのかさすがにWindows7の方が熟成が進んでいるという印象を受けた。頻繁にトラックパッドを使用する人はWindowsVistaよりもWindows7に切り替えた方がトラックパッド操作がスムーズにいくと思う。が、Ubuntu9.10はトラックパッドで操作するとさすがにもどかしい。特に選択範囲を指定してコピー&ペーストしたいときに選択範囲がうまく指定出来ないのだ。なのでUbuntu9.10のときだけマウス操作に切り替えている。なおこの続きは一月ほど使い込んでから、また使用感としてアップします。
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