新聞は大きすぎて読みにくいと、2010年03月28日『日本経済新聞の電子版とiPad』で書いたが、iPadを購入したのをきっかけにiPadアプリ「産経新聞HD」をダウンロードしてみた。現在iPhone&iPod touchでは産経新聞を無料で読むことが出来るが、iPadの大画面ではどのように見えるのか、そして読みやすいのか、実験してみるのが一番。iPadで支障なく読むことが出来るのであれば毎朝届けてもらっている新聞の宅配は中止して全てweb版に切り替えることが出来るからだ。
結論。iPadの大画面では新聞一枚の構成がまさに手に取るように分かりとても見やすい。紙の新聞は両手を使い紙面を広げてどこに何が書いてあるのか視線を移動しながら確認し、そして読みたい箇所を新聞を折り畳んで読まなくてはならないが、iPadは読みたい箇所を見つけたら指でクリックするだけ。そしてその文字の大きさを自由自在に変更出来るのだ。まだ使い始めたばかりなので断定は出来ないが、ここまで見やすいのであればもう紙の新聞はいらない気がする。iPod touchでも同様に産経新聞を読むことが出来るが、iPadの大画面で見ることに慣れてしまうと自宅に居るときには圧倒的にiPadを利用することが多くなるだろう。ちなみに産経新聞iPad版は月額1500円の有料版。日本経済新聞の電子版のそれは4000円とかなりの開きあるが、どうやら日本経済新聞は紙離れを防止するために電子版を割高に設定していると聞く。もう少し下げてくれてもいいように思うが、物は試しで近々電子版だけに切り替えるつもりだ。
続いて試したのがiPadの売りの一つである文庫機能。早速『i文庫HD(700円)』をダウンロードしてみた。すでに各サイトでその閲覧機能が紹介されていると思うが、各所にアップルらしいアニメーション効果を見ることが出来て、実世界で読書をしているときの所作がそのまま再現されるために違和感が全く感じられず、これも秀逸。特にダウンロードして本棚を覗いてみたら、アーサー・コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズが何冊か事前に登録されており、個人的にはこれだけでも700円以上の価値は充分あると思う。文字の大きさも8ポイントから32ポイントと変更出来るために自分で最適の大きさに設定することが出来る。あとは実際に使い込んでみて感想を書きたいが、いずれにしてもiPod touchとは別の面白さを発見出来ると思う。
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