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2010年07月18日
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現在英国には四つのサッカー協会がある。イングランド、スコットランド、ウェールズ、そして北アイルランドがそれに該当するが、その全ての協会がサッカーの母国であるが故に国際サッカー連盟(FIFA) よりも早く発足しており、そのため各種の特権的な地位が認められている。その代表的な権利の一つがワールドカップへの地域単位での出場だ。英国として一つのチームを結成するのではなく、前述のイングランド、スコットランド、ウェールズ、そして北アイルランドそれぞれが予選に参加し、仮に予選を突破すればそのまま本戦に出場することが出来るのだ。

日本で例えるのならば日本代表として一つのチームを結成するのではなく、北海道、本州、四国、九州の四つの地域がそれぞれ独自に予選を戦うようなものだと思えば分かりやすい。ちなみに2010年南アフリカワールドカップに出場するための欧州予選の結果はここに記載されているが、グループ3の北アイルランドは予選4位、グループ4のウェールズも4位、グループ6のイングランドは1位、グループ9のスコットランドは3位と突破出来たのはイングランドだけ。他の協会は全て予選で敗退しているために、我々日本人からするとイングランド=英国と捉えがちだが、実態はそうではない。

●イギリス
通称イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから構成される王国で、英連邦王国の一国である。イングランドサッカー協会(FA) などを含むイギリス国内の地域協会は全て、国際サッカー連盟 (FIFA)よりも早くに発足しており、FIFA加盟国では唯一特例で国内の地域単位での加盟を認められている。その為、FIFAや欧州サッカー連盟(UEFA)が主宰する各種国際大会(W杯・EURO欧州選手権・UEFAチャンピオンズリーグ・UEFAカップ・FIFA U-20ワールドカップやUEFA U-21欧州選手権などの年代別国際大会)には地域協会単位でのクラブチームやナショナルチームを参加させており、さらには7人いるFIFA副会長の一人はこの4協会から選ばれるなど、他にもいくつか特権的な地位が与えられている。


普通に考えれば地域単位で出場するのでなく一つにまとまればいいのにと思うだろうが、ことはそう簡単に運ばないのだ。そのあたりの理由についてはこのサイトに詳しいが、イングランド・プレミアリーグ所属の元ウェールズ代表ライアン・ギグスの言動はその実態を知る上でとても興味深い。その左に右に瞬時に切り返すジグザグドリブルから、対峙したバックの選手が足をもつらせてしまい倒れこむ動画を見た人は数多いと思われるが、イングランドのプレミアリーグ・マンチェスターユナイテッドで活躍するものの、所属はウェールズ代表。Wikipediaによると『イングランド代表の左サイドの人材難から、彼の才能に敬意を表し、もしイングランド代表なら…と考えるイングランド人は非常に多く、メディアでもしばしば話題にのぼる。これについてギグスは「何度過去にさかのぼっても、ウェールズ代表を選ぶだろう」と答えている。現役引退後は「指導者としてウェールズ代表に携わり、メジャーな大会へと導きたい」と語っている』

●Ryan GIGGS dribbling compilation - christinayan(40秒前後参照)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドでは数々のビッグタイトルを手にしたライアン・ギグスだが、こと代表チームでの実績になるとウェールズ自身が弱体化しているためにワールドカップ出場は殆ど望み薄。従ってウェールズ代表で居る限りワールドカップに出場することはまず無理なのだが、イングランド代表に翻意することはなく前述のように「何度過去にさかのぼっても、ウェールズ代表を選ぶだろう」との名言を残している。

ほぼ単一民族である我々日本人からはなかなか理解しにくい概念だが、同じ英国ながらイングランド対ドイツ戦のときには、多くのスコットランド人やウェールズ人はドイツを応援するのだという。そのイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの関係は、日本・北朝鮮・韓国・台湾と同じようなものと揶揄する書き込みもあることからもかなり複雑なものであることは間違いないだろう。そして同様のことは先日ワールドカップを制覇したスペインについても言えるのだ。

何度かこのブログでも書いているが、現スペイン代表のサッカーは、スペインサッカーリーグの一つのクラブであるバルセロナそのものだ。なぜならばビジャを含めれば先発11人にうち7人までの所属チームがバルセロナなのだ。が、代表チームに7人を輩出しているバルセロナでは代表チームに対する見方は辛辣だ。『バルセロナ市はこれまで、「スペイン代表」のパブリックビューイングを拒否してきたが、決勝についてはスクリーンを設置する予定だという』

とある雑誌でそのバルセロナ・サッカークラブの評論を読んだ。その評論でははっきりと次のように位置付けしていたのを鮮明に記憶している。バルセロナ・サッカークラブは単なるサッカークラブではない。バルセロナ市を守る軍隊なのだと。単なる一つのプロクラブを軍隊と位置付ける考え方からは、我々日本人が想像すら出来ない複雑な歴史的背景があるのだろう。例えるならば読売巨人軍を東京を守る軍隊だと宣言する、そのような思想を念頭に以下の記事を読むとその複雑な対立関係の一旦を窺い知ることが出来るかもしれない。

●W杯でのスペイン躍進、バスクとカタルーニャの人々は複雑

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Last updated  2010年07月18日 13時33分07秒
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