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2010年07月19日
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決勝戦の審判は難しい。スペイン対オランダの試合を見て改めてそう思った。

普通であればデヨングとファンボメルの蹴りは問答無用の一発レッド、即刻退場。弁解の余地は無いはずなのに、主審のハワード・ウェブさんは流した。理由はただ一つ。試合を壊したくなかったからだ。ただでさえスペインのボール支配率が上回ることが予想されているのに、レッドカードを出したらその時点で試合の趨勢は決してしまう。オランダに勝ち目は無いどころか、一方的な試合になる可能性の方が圧倒的に高い。が、その配慮・温情が裏目に出て試合そのものが荒れてしまった感は否めないだろう。

●デ・ヨングの蹴りはなぜレッドカードじゃないのですか?

ではなぜレッドカードを出されてもおかしくない行為に及んだのか。おそらくその根底にはスペインに対する畏怖の念があるのだ。2010 年07月11日に掲載した『ワールドカップ決勝戦を前にして』ではこう書いた。『テレビ画面からは理解しにくい間合いがあるのだろう。対峙した選手だけが瞬時に感じ取ることが出来る間合い。これ以上は踏み込むことが出来ないのだ。踏み込んだ瞬間に交わされて裏を取られるか、抜かれてしまう怖さがあるためにどうしても距離を置いてしまう』

ボールを奪い取りたくてもあまりにもパス回しが速すぎるために、ボールを奪うことが出来ない。詰めることが不可能な間合いがあるために、どうしてもボールの行方を見守るだけの動きに終始してしまう。戦力的には決してスペインに劣らないはずのオランダでさえ、一目を置かざるを得ないほどスペインのパス回しは速いのだろう。そのいらいら感が積もり積もって足蹴りに及んだ可能性は充分にある。見ていて思うのは、もし一人あたりのボール保持平均時間を算出したら、圧倒的にスペインがトップになるのではないのかと思うほどに、小刻みにテンポ良くボールが動いていく。

興味深い資料が雑誌Number7月29日号92頁に掲載されていた。ベスト16に残ったチームの走行距離をパス受け回数で割って算出する『パスを1本受けるための走行距離』を調べたところ、スペインがぶっちぎりで1位を獲得。第2グループがブラジル・アルゼンチン・オランダ・ドイツ・メキシコ・イングランド。そして日本は最下位。この『パスを1本受けるための走行距離』が意味するところは、車で例えるのならば燃費に該当する。スペインは1本のパスを受けるために走る距離は186mなのに、日本のそれは496m。日本は効率の悪い無駄な動きが多いと捉えるべきなのか、献身的・精力的に走り回っている結果と判断するのかは人それぞれだが、いずれにしても無駄な動きはスペインには殆どないことが数字の上からも立証されているのだ。

そしてスペインのこのサッカーは本来ならばブラジルが実践しなければならないはずなのに、今回のブラジル代表の戦い方は堅守速攻だった。堅守速攻でもカカがトップフォームであれば別に問題はないが、下位国相手にはそこそこのパフォーマンスを見せても、強国相手となると明らかに調整不足を露呈している。思えば2009年暮れから2010年のカカは所属チームのレアルマドリッドでもいいところは殆ど無かった。替えの効かない世界最高のミッドフィルダーであるところは誰もが認めるところ。絶好調のカカであればバックの一人や二人が居ても難なく交わして得点に結びつける事が出来るはずなのにと思った場面が何度かあった。


●栄冠は必然の結果=攻守かみ合ったスペイン〔W杯〕

●W杯初制覇のデルボスケ監督「スペインのスタイルはこれからも続く」

●スペインが勝ち取ったタイトル以上のもの W杯優勝翌日の長い1日

それにしてもスペインは強い。ドイツ、オランダとの戦いぶりを見ていると相手がブラジル、アルゼンチンでも完勝出来るだけの力を備えているが、これで欧州選手権EURO2008,ワールドカップ2010とニ連覇。果たしてEURO2012の三連覇はあり得るのだろうか?シャビは1980年1月25日生まれなので現在30歳。あと二年、頑張れるかどうか。

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Last updated  2010年07月19日 11時52分47秒
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