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テーマ:サッカーあれこれ(20139)
カテゴリ:┣ ★サッカーについて★
ワールドカップに出場はしなかったものの、その実力の高さは間違いなくワールドクラス。その長身からは想像も付かないほどの巧みなボールコントロールでディフェンダーを交わしてアクロバティックなシュートを打つかと思えば、反対にポストプレーに徹し味方選手を使う技術にも長けているズラタン・イブラヒモビッチ。現時点でも世界屈指のFWとして評価すべき逸材なのは確かだが、そのズラタン・イブラヒモビッチのスペイン・バルセロナからイタリア・ACミランへの移籍が秒読み段階に突入している。 昨シーズン鳴り物入りでイタリア・インテルからバルセロナへ移籍、全部の試合を見ていたわけではないが、わずか1シーズンで再びイタリアに戻る可能性が高いのは、過去の事例から判断すると監督との確執と考えて間違いないだろう。と思ってゴールコムを見ていたら、その流れが記載されていた。 ●イブラ代理人、ペップを非難「人々が思っているほど完璧な人間ではない」 ●イブラ、ペップとの不仲を認める「なぜオレを嫌うのか、まったく分からない」 遠い異国のスペインでの出来事なのでゴールコムの記事を全部鵜呑みにする訳にもいかないが、グアルディオラ監督とイブラヒモビッチとの確執はかなり前から噂されており、記憶では確か今年の初めからあったように思う。イブラヒモビッチの得点数を見ると移籍初年度としては決して悪い数字ではなく、むしろ順応して2シーズン目を迎える今シーズンはさらなる飛躍が期待出来るところ。が、バレンシアからダビド・ビジャを獲得したことが、両者の関係を決定的なものにしたのだろう。 グアルディオラ監督の「ここ6カ月間で彼と話したのが2回だけだとしたら、それには明確な理由がある。今は説明したくない。しかし私は話が好きな監督だ。クラブのために今は話さない方が良いが、その時が来たら話すよ」「彼の練習の姿勢ついて、非難すべきことは何もない。だが選手である前に、彼も人間なんだ」との発言を聞く限り、イブラヒモビッチの人間性に問題がある可能性は高い。 欧州各地で繰り広げられるこの広大なドラマを見ていると、やっぱり欧州・南米あたりから監督を日本に引っ張ってくるのはかなり難しいような気がする。8月下旬と言えば、当初はとっくに日本代表新監督が決まっている時期のはずだが、現時点でも発表されていないところをみると、欧州・南米から日本に来るということは、都落ち以上に舞台引退の感覚が彼らにはあるのかもしれないとふと思った。 ●2010年07月17日 質の向上を求めたいサッカーテレビ解説陣 ●2010年07月12日 リオデジャネイロ"コルコバードのキリスト像" ●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件 ●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか? ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★ ●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★ ●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★
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Last updated
2010年08月28日 11時20分14秒
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