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テーマ:サッカーあれこれ(20141)
カテゴリ:┣ ★サッカーについて★
さすがイブラヒモビッチと言うべきか、以下のコメントには笑ってしまったが、それにしてもACミランの今季の補強は費用対効果から考えると拍手喝采の出来栄えと言っていいだろう。が、前線にはロナウジーニョ、イブラヒモビッチ、パト、ロビーニョとどう考えても併存しそうもない面々だけに内紛勃発の可能性が高く、ここ数年行く先々のクラブで問題を引き起こしているロビーニョが馴染むかどうか、監督の手腕によるところがかなり大きいような気がする。 さて日本代表新監督にアルベルト・ザッケローニが就任した。今まで日本代表監督にはまるで関心がなかったので気にも止めていなかったが、今回だけはその就任までの過程を注意深く見守っていた。 その監督としての経歴に付いてはWikipediaに詳しいが、絶頂期は1997年から2000年頃。ウディネーゼ監督時代はドイツ代表のビエルホフを中心にチームを作り上げ、その勢いをそのままACミランに持ち込んで優勝したことを覚えているが、一般的には攻撃的なチームを作り上げることで知られている。ACミラン監督解任後はぱっとせず、どのチームの監督をやっても長続きせずにブランク期間もかなりある。その意味で『リエレ・デロ・スポルト紙は同監督が昨季はユベントス(イタリア)で不本意な成績に終わったことから「日本という遊園地に招かれた。遠い過去の指導者としては悪くない」と辛口。トゥット・スポルト紙は「昨季の失態にも構わず、日本メディアは歓迎している」と、日本側の反応を伝えた』の見方のうち、遠い過去の指導者という表現は当たっているのかもしれない。
代表監督選定にあたっての途中経過が漏れてくることはないだろうが、ベスト16にまで残らなければ、おそらくザッケローニは来てくれなかっただろう。本場セリアAから見れば、遊園地に行く遠い過去の指導者であっても、サッカー強国イタリアの指導者が来てくれることは将来の日本代表育成に必ず役に立つと思う。懸念材料は欧州を遠く離れた日本の地に馴染むことが出来るかどうか、それに尽きるだろう。日本のマスコミなど比較対象にならないイタリアで揉まれているだけに監督としてのプレッシャーに関しては問題なかろうが、欧州の監督の異動を見ていると割と簡単に放り投げるケースも多々ある。とりあえず最初の一年間が正念場だろう。 関連記事 ●2010年08月28日 イブラヒモビッチがACミランに移籍か? ●2010年07月17日 質の向上を求めたいサッカーテレビ解説陣 ●2010年07月12日 リオデジャネイロ"コルコバードのキリスト像" ●2010年06月13日 ワールドカップで勝ち進むための条件 ●2010年06月12日 ワールドカップ・スペインは勝ち進めるか? ●2010年05月31日 ヨハネスブルグのダイアモンドビルディング ●2009年12月29日 2010年ワールドカップのグループ分析 ●2009年12月05日 2010年ワールドカップの組み合わせの感想 ●2008年09月27日 ★サッカー南米予選の面白さ★ ●2008年08月16日 ★ちょっと情けないと思うオリンピックサッカー★ ●2008年08月09日 ★オリンピックを前に思うもの★ ●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★ ●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★
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Last updated
2010年09月04日 10時12分26秒
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