のブログでは書類のpdf管理を薦めているが、どのように管理しているかを記すと以下のようになる。
・全FAXを紙で印刷しないでネットワークハードディスクにpdfで受信する。
・ネットワークハードディスク→個人のPCにpdfを取り込む。
・pdfをGoogleドキュメントにアップロードする。
こうしておけばネット接続出来る環境にあるのならば、いつでもどこでもPCまたはOSの種類を問わず、書類を見ることは可能になる。自分で生成した書類も全てpdfに変換し、顧客より受領した書類もpdfに変換したら捨てるようにしているが、つまりスキャナーで取り込むことが可能であるのならば、全てpdfに変換してGoogleドキュメントにアップするだけなのだ。手間暇がかかることは事実だが、その労力以上の対価を得られることは間違いなく、管理方法さえ確立しておけば、いつでもどこでも即座に自分の必要とする情報を得られる快感は一度覚えると誰でも病みつきになるもの。
なので持論としてOSレベルでこの流れをサポートしてくれるのが一番ありがたいのだが、もともとpdfはアドビの開発したファイル形式なのでWindowsやMacintoshで全面的にサポートすることは難しい。が、PCマニアが待ち望んでいるGoogle Chrome OSが登場すると、クラウドサービスが傍流から主流になる可能性も否定しきれないだけに、そのときに多くの環境で互換性が確保されるpdfがさらに脚光を浴びることもあり得ると思っている。
となると重要になるのがpdf管理ソフトなのだが、本家本元のアドビのAdobe Acrobat X Standardはぼったくりとも思えるほど価格が高い。以前にもこのブログで書いた記憶があるが、なぜ低価格で販売して普及を推し進めないのか理解しにくいが、いずれにしてもファイル1本37,000円は簡単に手の出せる価格ではない。なので一番困るのが私のように複数のPCに複数のOSを入れている人間だ。WindowsVista,7,Macintosh,Ubuntuなど様々なOSを使っているとその都度購入しなくてはならないが、WindowsOSだけでも四種類のOSを使用していると購入費用も結構かさむので、最近は低価格のソースネクストの"いきなりPDF COMPLETE7"を愛用していた。
現在はアドビの"Acrobat 9 Standard"と"いきなりPDF COMPLETE7"を環境で使い分けているのだが、”いきなりPDF COMPLETE7”も"Acrobat 9 Standard"と比較しても決して見劣りする事がないくらいに高機能でその使い勝手には寿分満足している。が、ここにきてその”いきなりPDF COMPLETE7”に匹敵するぐらいの高機能pdf管理ソフトが無料で登場した。早速ダウンロードして使ってみたが、ここ数日使用した限りではなんら不都合はなく、無料でここまで管理編集出来れば文句なしと言えるほどに完成度が高い。
●Foxit J-Reader 4.2
あとはMacintoshとLinuxで同種のソフトが出てくれば文句なしなのだが・・・・
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