西武秩父駅方面から番場通りを秩父神社方面に向かって歩いて行くと、進行方向右側の青銅色の金物屋さんの外観が少々まぶしく見えた。古くからの街並みが保存されている地域でないとなかなかお目にかかれない、今となっては非常に珍しい仕上がりだが、古色蒼然とした青銅色は実に味わい深く、登録有形文化財が建ち並ぶ秩父の街並みに彩りを添えている。
そしてその少し先の両側にも庭木が大きく張り出した個人宅があるが、都内でもこれだけの庭木は滅多に見ることが出来ないぐらいに存在感があった。出来ればもう少し間近で見てみたいものだが、さすがにそこは個人宅。敷地内に入るのははばかられ素通りしただけだが、振り返るとお寿司屋さんの佇まいも興趣を惹くものだった。
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