Windows7を終了しようとしたら、Windowsアップデートが開始された。毎度のことなのでしばらく放置しておけば終了すると思っていたら、結構時間がかかる。再度起動すると、Windows Service Pack1がダウンロードされたようだが、これもまた時間がかかり、なかなかインストールが完了しない。しばらくするとインストール失敗のメッセージが現れて復元ポイントまで戻す事態になってしまった。
厭な予感してきた。Service PackはWindows OSの大幅な変更に当たるため、失敗したからといって元の状態に戻すことが出来るのかどうか?今までには無かった出来事なので少々疑問だったが、ここまで来た以上メッセージに従うしかない。
が、復元ポイントまで戻すメッセージが現れて再起動をすると、今度は再びService Packのインストールを開始した。そしてアップデート失敗のメッセージが流れ、復元ポイントまで戻すとのメッセージが出てくる無限ループの始まりになってしまった。こんなことを4~5回繰り返しただろうか。気が付くと小一時間が過ぎており、さすがに少々嫌気がしてきてWindows7を終了した。
幸いにしてWindows7が起動しなくてもデュアルブートになっているので、Windows Vistaで作業が出来る。こんな時にデュアルブートの恩恵を感じることが出来るが、もしOSが一つしか入っていなかったら大変だ。長期戦になりそうなので、しばらくはWindows Vistaで作業を継続し、復元ポイントについて調べてみた。肯定的な意見もあるものの、復元ポイントまで戻らないという意見もいくつかあり、正直やってみなければ分からないという状態だ。
過去の経験から、初期化することなくWindows OSを内蔵したままのOSアップグレードや、WindowsOS環境を全面的にバックアップし不調時に元に戻すといった手法には懐疑的な見方をしているだけに、本当に復元ポイントまで戻るのか知識としては知っていたが、今まで一度も実行したことはなかった。
そして今度Windows7を起動すると、どうやら復元ポイントまで戻ったらしく、正常に起動して今まで通りの環境が再現されていた。あの無限ループは一体何だったのだろうか、後で調べてみる必要があるが、いずれにしても正常に起動することが出来たので良しとしなければならないだろう。
前回のWindows OS初期化からすでに1年半ぐらい経過しているので、これだけ使い込んでいれば少々不安定になってきてもおかしくはないのだが、Windowsアップデートが正常に出来ない現象はWindows Vistaにも発生しており、奇しくも時を同じくして両OSに同じ現象が発生していることになる。
今まではだいたい1年に一度の割合でWindowsを初期化してインストールし直していただけに、時期的にはそろそろだなと思っていたのだが、やはりいざ実際に初期化するとなると結構面倒くさいものだ。Windows8の声もそろそろ聞かれてくるが、UIにタッチパネルを採用するなど華やかな話も聞こえてくるものの、地道な改良も是非続けて欲しい。
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