スカイツリーの料金設定がついに発表された。このブログでも再三再四紹介しているが、スカイツリー周辺の喧噪は日増しに高まりつつあり、この調子でいけば開業前には一体どうなるのだろうと要らぬ心配をしてしまう。だからというわけでも無かろうが、早くも入場制限ならぬ完全予約制が発表されており、地元の人間でありながらいの一番に乗り込む特権は無くなってしまったわけだ。詳細は最後に掲載した日経新聞に記載されているが、果たして第2展望台3000円は高いのか安いのかを他の展望台と比較しながら調査してみた。
●東京スカイツリー
第1展望台(350m) 2000円 5.7円/m
第2展望台(450m) 3000円 6.7円/m
●東京タワー
大展望台(150m) 820円 5.5円/m
特別展望台(250m) 1420円 5.7円/m
●池袋サンシャインシティ
サンシャイン展望台(240m) 620円 2.5円/m
●都庁
展望台(202m) 無料
こうしてみると判で押したかのように東京タワーとは数字を揃えているような気がしないでもないが、対高さ比で計算する限り、それほどのぼったくり料金設定とは言えないかもしれない。出来ればアクアラインのように年月が経過するに連れて値下げして欲しいものだが、開業前、いったいどんな熱気に包まれるのか、今から楽しみだ。
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スカイツリー最上展望台まで3000円 開業は12年5月22日
東武鉄道は7日、東京都墨田区で建設中の「東京スカイツリー」を2012年5月22日に開業すると発表した。最上となる地上450メートルの第2展望台までの入場料は大人が3000円、中学生、高校生が2300円、小学生が1400円、幼児が900円となる。開業から1カ月半は完全予約制となるため、追加で日付指定券500円が必要となる。入場券は個人は12年3月ごろからウェブサイトなどを通じて販売、団体は11年11月ごろから団体予約センターで受け付ける。営業時間は8時から22時だが、状況によって拡大する可能性もある。
隣接する商業施設「東京ソラマチ」には、東武百貨店やサマンサタバサのお菓子・ギフト店、テレビ局各社のキャラクターを扱う店舗、読売巨人軍の公式店舗などが入居することが決まった。スカイツリーの初年度の入場者数は540万人を見込む。〔日経QUICKニュース〕
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