なにやら新しい世界を垣間見せているMacintosh OS X Lionだが、見た目は楽しくとも実際に使い込んでみたら・・・というのはよくある話。業務で使用する以上、AdobeCSソフトが動作することが最低条件だが、これだけの大幅なシステム変更を伴っていると、LionにAdobeCS5をインストールする気にもなれない。自分でやるより人柱報告待ちの状態だが、とはいえ従来のPC概念を根底から覆しているような感すらある新しいユーザインターフェイスを見ていると、インストールしてみたくなるのも事実だ。
雑誌を読んでいたら、直近でMacintoshを購入したユーザには無料で新型OSであるLionに更新出来るサービスがあることを知った。2011年6月6日から2011年7月20日に購入したユーザがその対象であるが、ぎりぎりまで購入しなかった作戦が功を奏し、無料でアップデートすることが出来るとは嬉しいものだ。さてとアップル公式サイトから探してみたが、なかなか該当サイトを見つけることが出来ない。だいたいそんなに古い話ではなくて現在進行形の話題なのだが、なぜか公式サイトを探し回ってもだめ。10分ぐらい探したところで諦め、Google検索に切り替えることにした。
『Lion Up-To-Date』と入力すると一発で見つかり事なきを得たが、逆にここで疑問が湧いてきた。これってアップル公式サイトからクリックしてリンクを辿れば行き着くことになっているのだろうかという疑問だ。再び公式サイトから『OS X Lion Up-To-Dateプログラムの概要』に辿り着けるかどうかをチェックしてみたが、案の定見つけることが出来ない。もし私の探し方がおかしいのならば個人の技量不足で片付けることも出来るが、それにしても10,15分探して該当サイトを見つけることが出来ないサイト構成には疑問を感じてしまう。
見落としでなければおそらくアップル側の言い分はこうなのだろう。『2011年6月6日から2011年7月20日に購入した人が対象なので、期間が過ぎたために掲示を下げました』とはいえ7月21日以降Lionへのアップグレードを申し込みしたいという人も相当数いるはずだから、もう少しわかりやすい場所に掲示して欲しいと思う。『Up-To-Date』という言葉を知っていたからあっさりと見つけることが出来たが、知らない人は難儀するはず。
●「OS X Lion」のダウンロードが初日に100万件を突破
また、指定期間内にOS X Lionがインストールされていない「iMac」や「Mac
Book」などの対象製品を購入したユーザーが、無償でOS X Lionへアップグレードできる「Up-To-Dateプログラム」を実施している。製品購入日が2011年6月6日~7月20日の場合は2011年8月19日まで、2011年7月21日以降の場合は購入後30日以内に、インターネットからの利用申し込みが必要。
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