日経新聞に掲載されている最新Webアプリの世界がとても興味深い。
●グーグルとMS、異なるWebアプリへの「思い」 最新Webアプリの世界(5)
●小粒だが意外と便利な“一芸"アプリたち 最新Webアプリの世界(4)
●覚えておきたい!仕事のピンチを救う無料11本 最新Webアプリの世界(3)
●写真や動画を手軽に編集できる厳選5本 最新Webアプリの世界(2)
●インストール不要の「Webアプリ」、どこまで進化? 最新Webアプリの世界(1)
と、連載ものになっており、最新のWebアプリの使い勝手がとてもよく分かる。個人的にはWebアプリで使用しているのは、なんと言ってもGmailとGoogleドキュメントの表計算。複雑な処理を望まないで、ただ単に加減除算の見積書を作成するのならば、わざわざExcelを使う必要性は全くないためにとても重宝している。
サービス開始当初からたゆまぬ改善を続けているせいか、最新のGoogleドキュメントでは見栄えの優れた書類を作成するのも簡単に出来るようになっており、殆どの人にとってはもうこれで表計算は充分じゃないのというレベルにまで到達している。Excelを使っている人ならば何の苦もなく入り込めるので、ものは試しで使ってみるのもいいかもしれない。
しかもアプリの再インストールやアップデートが一切不要で、作業状態を自動保存してくれるために、市販ソフトよりも使い勝手の優れている面が多々ある。たまにブラウザが不調で強制終了または凍結したときでも、自動保存機能が働くせいか、webアプリとはいいながらもきちんと書類のバックアップをしてくれるのだ。
ハードディスク上で作業しているのか、web上で作業しているのかをユーザ側に特に配慮を求めることもなく、ごくごく普通の感覚でweb上で作業出来るのが素晴らしいところで、Gmailに至ってはOutlook2010が無ければ、もうこれにメールソフトは統一しても全く問題なしというぐらいに完成度が高い。
いずれ主戦場はPC内のハードディスク上での作業から、Webアプリに徐々に移行するのかもしれないが、どう考えても移行するのが難しいアプリも少なからずある。日々業務で使用しているアドビのIllustratorやPhotoshopがそのもっともたるもので、フォントの問題を含めてこういった作業はやはりPCハードディスク上になるのだろう。
専門性の高いアプリを使用した作業はPCで行い、比較的動作の軽い万人向けのアプリはWebでといった使い分けになるのだろうが、その意味でGoogleのChrome
OSを搭載したChromeBookの発売を楽しみにしているのだが、ここ日本ではまだその発売の噂すら流れてこない。海外では6月15日に発売されているので、ここ日本でもそろそろだと思うのだが。
●GoogleのChromebookが実現するいつでもどこでもアクセスできる近未来像「Nothing but the web ~100% webの世界へ~」
2011年09月03日 21時27分52秒
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