新しく購入した携帯電話を無線LANに登録しようと思ったら、MACアドレスフィルタリングが一杯で登録することが出来ない。よくよく調べてみるとAtermに登録することが可能な無線LAN機器は全部で32台。家族全員で個々のPCや携帯電話、さらには3DSやらPSP等を登録しており、共用機器としてブルーレイレコーダーやテレビなどを登録していたら、いつの間にやら一杯になってしまったようだ。
現在使用中の無線LANルータであるAtermの購入日までは覚えていないが、まだ2年、3年ぐらい前だろうか。ということは当時はこれだけの台数を登録することが出来れば充分だろうと考えて設計しているはずなのに、わずか数年で満杯になるとは改めてPC&ITモバイル世界の進化の速さに驚いてしまう。
PCの世界でさんざん懲りたので、PC周辺機器を購入するときの鉄則としてなるべく最大可能容量を選択することにしている。例えばメモリ。購入時の標準状態で使っていたとしても1,2年経過するとたちどころにメモリ不足に陥り、結局はメモリ増設したことが過去何度あったことだろう。ハードディスクも標準状態の最小構成のハードディスクだと数年で使い切ってしまうことも多々あり、要するに新品状態であったとしても月日が経つとたちどころに容量不足に陥ってしまうのだ。
そういえばハブにしても1000BASE対応製品を購入するときには、求めやすい価格帯だったこともあるが、8ポート対応製品を購入。当時はパソコンが3台しかなかったので、8ポート対応であれば充分だと考えたのだが、最近購入したテレビやブルーレイディスクなどの家電製品は全て有線LANケーブル対応。複数台のLandiskを接続していたらあっというまに登録可能台数にまで到達してしまった。
自分だけを考えてみてもiPhoneやらiPadやノートPC、さらには過去使った携帯電話などを含めると7,8台は登録しているので、家族全員であれば32台の登録台数制限に引っかかってしまうのはやむを得ないが、問題はMACアドレスフィルタリングのどの番号を削除して構わないのかが即座には分からないことだ。
無線LANルータのMACアドレスフィルタリングを見ても、32台登録しているのはすぐに分かる。が、登録しているMACアドレスがどの機器のMACアドレスなのかが全く分からないのだ。MACアドレスの右横にでも簡略的に製品型番でも登録してくれれば、ブラウザ画面から消しても構わない機器かどうかの判断が付くのだが、現在並んでいる数字だけの表記だと、どのMACアドレスがどの機器に該当しているのかは全く分からないために、一つ一つの機器のMACアドレスを調べることが必要となる。
さすがに32台調べるのは難儀なので現在は放置状態だが、今後の教訓として家族全員で複数台の機器を無線LANルータに登録しているときには、登録作業時にMACアドレスの一覧表を作り共用することが第一。携帯電話を買い換えたり、iPadに代表されるタブレット端末を続々と登録し、旧機種を抹消しなければあっという間に登録可能制限台数に到達する可能性は高い。