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テーマ:私のPC生活(7434)
カテゴリ:┣ ★Windows情報★
ネットを巡回していたら、国内出版会社に電子書籍化を迫るアマゾンの要求が掲載されていた。関心ある方は是非とも一読願いたいが、確かに要求そのものは過激と言えば過激だ。 出版業界の実情に関しては専門外なので全くといっていいほどの素人だが、再販価格制度の維持を筆頭に現状にそぐわない旧態依然とした慣行や制度がそのまま生きながらえており、どう考えても消費者の利便性を改善しようという動きが全く見られないのがとても残念だ。 その意味でアップルiTunesが2005年8月4日より日本国内でサービスを開始するやいなや、ユーザの音楽を聴く環境が劇的に変化し、新しい流れを創り出したことは高く評価したいが、見ていると自助努力や自己改革により新サービスを積極的に展開しようとする動きは皆無で、やっぱりここはかつて何度も繰り返されたように黒船襲来が一番期待が持てる。 つい先日発売されたばかりのスティーブジョブズ伝は上下巻併せて約4000円。このサイトを見れば日本での販売価格が突出して高いのが分かるが、翻訳費用を含めれば許容範囲ぎりぎりといった感じがしないでもない。が、問題は電子書籍版の価格だ。紙媒体も電子書籍も全く金額が同じ約4000円というのはどう考えても納得がいかないのだ。 日本語版はライセンス料や翻訳料が発生するので、英語版よりもコストがかかるというのであれば、ドイツ語版でも同様のことが発生するはずで、ドイツとの価格差はどのように説明されるのだろうか。しかも今は円高である。(途中略)はっきりしているのは、英語を読めないと、ぼったくられる!ということと、講談社には、電子書籍を普及させるつもりはないということだ。 こういう記事を読んでいると、アマゾン黒船襲来、既得権益破壊に大いに期待してしまう。別に年内発売にこだわらなくてもいいから、年明け早々にでも日本の出版業界には期待出来ない新サービスを是非とも展開して欲しい。 関連記事
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