ゲームにはそんなにのめり込まなかったが、それでも一時期だいぶ熱中したソフトがいくつかあった。任天堂のスーパーマリオブラザースやらドンキーコングがその代表的なソフトだが、誰でも楽しむことができる単純なストーリーとそれほど複雑な操作性が求められないのが気に入っており、当時は確か全クリまでいったように記憶している。
娯楽の中でゲームは優先順位が低いこともあり、新型ゲーム機器が登場しても購入したのは任天堂DSぐらいで、プレステーションやWiiは自分用にはついぞ購入しなかった。もう少し暇があれば手を出していたような気がしないでもないが、つい先日任天堂3DS用の『スーパーマリオ3Dランド』が発売されたのを知った。
2011年11月3日発売なので3週間近く経過してからその発売を知るというのも、マニアから言わせればだいぶ遅れていることになるのであろうが、それを知ったのもたまたま読んだ日経新聞の記事からで、もし日経新聞を読んでいなければ気が付いたのは当分先だっただろう。
●任天堂の危機に立ち向かう「マリオの逆襲」
「本体を半年ほど放置していて正直3DSを買ったことを後悔していましたが、今回マリオをやってみてこれからの3DSに期待が持てるようなソフトの出来だと思いました」「『とにかく面白い』としかいいようがありません」「老舗のメーカーが本気を出すとこれほどすごい物ができるとは……」
3Dランドが発売された直後の週末、通販サイト「アマゾン・ジャパン」のレビュー欄に激賞の嵐が吹いた。5段階で4つ星以上の評価をつけた購入者は、全体の約85%(18日時点)。発売後1週間は、断続的に在庫が切れた。
●スーパーマリオ3Dランド(アマゾンのカスタマーレビュー)
特にアマゾンのカスタマーレビューを見ると、全員べた褒めに近い状態で読んでいるだけで面白い。ということで、久方ぶりにスーパーマリオのソフトを購入することにした。今のうちからやっておけば年末の休暇にはちょうどよい暇つぶしになると思っているのだが、全クリはともかくそれなりに楽しめればと思っている。