Windows7の発売日は2009年10月22日だから、かれこれ2年以上が経過しようとしている。携帯電話やスマートフォンの台頭、iPadに代表されるタッチパネル型PCの急速な普及を考えると、果たして次期Windows8はどうなるのか、その出来映えによってはIT業界の覇権が完全にモバイル系に移動するために興味津々だ。
業務では殆どWindowsPCをメインに使用しているが、使っているソフトと言えば、Microsoft Office、ブラウザやpdf編集、画像管理ソフト程度で、ここ最近はやはりPC本体からネット・クラウドへ比重が移行しているのがよく分かる。
撮影した写真を外出時に閲覧できるようにするためにアップしたり、常時必要は無いけれどたまに見る可能性がある書類はドキュメントにアップするなどの手立てを講じているが、こうなってくるとやはりWindows8に期待したいのは、より一層のネットとの親和性。
最近ウェブサービスはGoogle主体に利用しているので、Microsoft Skydriveはさほど利用していないが、たまに利用する限り少しずつ進化しているのは分かるけれども、さすがにGoogleウェブサービスほどの使い勝手は良くない。特に使い勝手の悪いのがpdf閲覧で、ビジネスの世界ではこれほどpdfが流通しているのに、初期設定の状態ではブラウザでそのまま見ることが出来ないのは困りもの。
いずれ改善されていくのだろうが、このpdfの編集管理がOS標準ではどのようになるのか、かなり期待しているのだ。従来のようにアドビから閲覧ソフトをダウンロードしたり、編集管理ソフトは別途購入ではなく、是非ともOS標準で対応して欲しいと思って、ネットを見ていたら、『Windows8ベータ版は2月後半に公開』の記事を見つけた。
●Windows8ベータ版は2月後半に公開、アプリコンテストも開催
米マイクロソフト、「Windows Store」の詳細を公表
2011/12/9 23:00
米マイクロソフトは現地時間2011年12月6日、サンフランシスコでイベントを開催し、次期OS「Windows8」に搭載されるアプリ配信ストア「Windows Store」の詳細を発表した。その中で、Windows8のベータ版を2012年2月後半に提供することを明らかにした。
Windows Storeは、Windows 8向けのアプリやコンテンツの配信サービス。メトロスタイルアプリ(Metro style apps)と呼ばれるWindows 8向けアプリを提供する。
ということはWindows8の発売日は早くても夏頃、遅くとも年末のクリスマス商戦には間に合わせるだろうが、よほどのことない限り2012年には発売されるのだろう。個人的にはメトロインターフェイスには全く関心がないが、どのような機能を搭載してどのように使い勝手を向上させてくるのかがとても楽しみにしている。
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