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テーマ:サッカーあれこれ(20141)
カテゴリ:┣ ★サッカーについて★
将来はともかく、現時点では大陸間の力量差があまりにもあるために見所の少ないクラブ・ワールドカップだが、大方の予想通りバルセロナ対サントスの決勝戦となったので久方ぶりに見てみようかと思う。 『おそらく史上最高のサッカーの決戦になるからだ』はちょっと持ち上げすぎだろうと失笑してしまったが、ようやく『W杯決勝のほうがレベルは高い』を否定する人が出てきたことは評価したい。ここ日本ではマスコミのレベルが低いためにワールドカップ決勝戦が最高峰と考える人が多いが実態はそうではないのだ。現在のサッカーはスペイン・英国・イタリア・ドイツを頂点としてその他大勢のクラブチームがひしめき合うピラミッド型となっており、上位四カ国のチームは欧州を中心とした天動説を唱えているという表現がぴたりと似合う。 従って南米大陸王者との対戦がどれぐらいのウェイトを占めるのか、非常に興味深いところではあるが、ここ数年のバルセロナの戦いぶりを見ているとやはり圧倒的に有利なのは間違いないだろう。 今年行われたコパアメリカ(南米選手権)のネイマールのプレイは少し見たが、あまり出来が良くなかった。まだ若干19歳だけにこれからが楽しみな選手だが、現時点でメッシと比較するのはちょっとネイマールが可哀相。だいたいサントスの監督自らこう発言しているのだ。 また、ラマーリョ監督も「現在、世界最高の選手はメッシだね。議論の余地はないよ。ネイマールもそれは認めている。メッシはより多くプレーし、より経験を積んでいる。ネイマールは、まだ出てきたばかりだよ」とメッシを絶賛。ネイマールはまだ及ばないと話している。 サントスはダメもとで必死になってプレイするだろうし、バルセロナも気を抜いていると足元をすくわれる可能性は充分ある。すでにビジャが骨折退場となっているので、これ以上の怪我人が出ないことを祈りたい。 関連記事 ●2011年12月11日 バルセロナの哲学を語るシャビとイニエスタ ●2011年12月04日 EURO2012の抽選結果が面白い ●2011年05月01日 レアル・マドリー対バルセロナ試合後の喧騒 ●2011年02月20日 CL BEST16 1st アーセナルvsバルセロナを見て ●2011年01月22日 ロナウジーニョ移籍について思うこと ●2010年12月05日 クラシコ・バルセロナ対レアルマドリード戦を見て ●2010年11月07日 何でいつもそこにいるんだ?インザーギ! ●2010年10月03日 反逆のFWイブラヒモビッチ、大いに吠える ●2010年10月02日 質の向上を求めたいサッカー新聞記事 ●2010年09月18日 南アフリカワールドカップのFIFA報告書
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