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2011年12月09日に『飯野ビルのアートワーク』という日記を投稿したが、日比谷まで出かけたときに早速見てきた。まさに1枚目に掲載した写真のように、遠目から見ると小さな雲が浮かんでおり、少々不思議な印象を受ける。開放された空間にガラスで囲まれた静謐な雲が漂っていると神秘的な感すらあるが、果たしてどのようにして製作しているのだろう。 正面から見ているだけではなかなかその構造体は理解しにくいが、側面を見てようやくその精緻さの一端が垣間見えてきた。ガラスを何層にも重ねているが、その1枚1枚のガラスに印刷する白い雲の形を微妙に変えているのだろう。白色をベタ塗りしただけでは雲のような立体感は演出出来ないだけに、ドット印刷あるいはその他の手法により雲を表現しているような気がする。 幾重にも重ねたガラスという透明感溢れる素材の活用の仕方を教えてもらった気がするが、ただ価格に関してもびっくりするような数字が出て来るのは確かだ。普通は見ればおおよその数字が掴めるのだが、この作品だけは即答するのは難しかった。 関連記事 ●2011年08月08日 錯視を利用したペンローズの三角形 ●2011年07月27日 霞が関ビルディングのオブジェ ●2010年09月24日 各地で見つけたオブジェの一覧表 ●2010年09月22日 二点支持でひねられたオブジェ
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