日比谷公園の交差点から正面入り口に向かって歩いて行くと、金属製のアートワークが三本立っていた。ファンタジー映画でよく見られるような柔らかみを感じさせる白いスパイラルポイントを見ていると、なにやら包み込まれるような錯覚にとらわれてしまうが、金属製品をこのように加工してしまうとは少々驚きだ。
細部まで丹念に曲げ加工が施されており、接合跡が殆ど感じられない。真上はどんな風になっているのか是非とも覗き込んでみたかったが、身長以上の高さがあるがゆえに確認は出来なかった。ガラス自立サインの端部側面をこのようなアートワークで挟み込んだら、さぞかし心躍る仕上がりとなるような気がするが、その前に費用の相談をしなくてはならないかもしれない。
最後の2枚の写真はガラスにグラフィックパターン処理をしたもの。ガラスの透明度を極力透明度を損なわずに、なおかつ視認性を遮るための手法としてグラフィックパターンは使われるが、今後参考になることがあるかもしれない。
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