Macintosh OS X Lionが発売される直前を狙ってiMacを購入したので、普段使用するOSは当然のことながらSnow Leopard。業務で使用するのが目的なので安定性が最優先だ。なので新型OSに切り替える気にはなかなかなれなかった。だいたいバージョンで言えばLionはMacintosh 10.7で、名前から判断しても百獣の王であるライオンを持ってきたからには、次はいよいよMacintosh11だろう。となると2013年夏頃のリリースかなと一人判断していたのだ。
そんなわけでつい先日新型OSであるMacintosh OS 10.8であるMountain Lionが発表されたときには本当に驚いてしまった。このタイミングで新型OSが発表されることを予想していた人は一体どれぐらいいたのだろう?Windows8なんかは去年の夏ぐらいから出すぞ、出すぞと告知しているし、2月29日にコンシューマプレビュー版が公開されてから完成版が発売されるので、Windows8は早くても10月頃だろう。
だいたいAdobeの新型OSへの対応はいつも遅くて、新型OSが発売された直後に切り替えると動作の安定性の面で危険極まりないのだ。なのでいつも半年から1年ぐらい経過してから新型OSに切り替えるようにしているのだが、今回ばかりは完全に読みを間違ってしまった。Lionへの優待アップグーレドの期限があったので、Lionはインストールしたものの、起動して実作業をしたのはほんの数えるほどだ。
調べてみたら、Jaguar,Panther,Tiger,Leopard,Snow Leopardと使い込んでいるので、この調子でいけば久方ぶりに使用経験が殆どないまま終わりそうなLionだが、それにしても10.8 Mountain Lionはユニークな機能ばかりを搭載している。
●新OS「OS X Mountain Lion」 ― ポストPC時代に合わせ、Macの進化を加速させるアップル
iPhoneで撮影した写真はそのまま自動的にiCloudにアップされるので、便利といえば便利なiCloudだが、現時点でいえるのは日常作業をMacintoshでこなしている人には重宝する機能だが、Windowsユーザに対する訴求力となるとまだまだ弱い面が多々ある。やはりソフト側でiCloudに対応してくれないと、なかなかその素晴らしさを実感出来ないなと思っていたら、やはりiCloudとの連携を全面に押し出したサービスを展開してきた。
これでMacintosh,iPhone,iPadを所有している人はますます利便性が増していくことになるが、出来ればWindows OSとの親和性をより増して欲しいもの。Windows8のコンシューマプレビュー版が近々登場するので様子見というのも分かるが、iPhoneアプリのリマインダーやノートのWindows版があると、とても便利なのだ。