キラーソフトというわけではないが、代えの効かないソフトは誰にでもあるかと思う。私の場合、ATOKがそれに該当するが、一太郎本体の使用頻度は激減したにも関わらず、ATOKへの依存度は高まる一方だ。Windows付属のMS-IMEやMacintosh付属のことえりも代替を狙って一時期使い込んでみたことはあったが、やはり慣れ親しんだATOKの指さばきを変更するのは難しく、また変換効率がどうしてもATOKよりも一段落ちるために結局のところATOKに戻ってしまうのだ。
そして今夏いよいよMacintoshの新しいOSであるMountain Lionが登場するが、いつもであれば発売後はしばらく見送りなのだが、MacとiOS機器を意識せずに行き来できるiCloudに完全対応するために、これはちょっと面白いかもと思うようになった。となると気になるのが何をするにしても日本語入力。Snow Leopardは2009年8月28日発売だから、そろそろ3年経過する。これを機に現状はSnow LeopardとLionのデュアルブートからLionとMountain Lionのデュアルブートに切り替えるのもいいかもしれない。
ということで2011年11月27日に『Windows,Macintosh,Android向けのATOKパスポート』を投稿したが、早速ATOKパスポートに申し込んでみた。WindowsやMacintoshのPCから申し込みをすると30日間無料で使用することが出来るらしく、申し込み当初は課金されなかった。そして個人的に期待しているのはなんと言っても各OSへの迅速な対応だ。
公式サイトには『Windows、Mac、Androidの各OS更新状況に合わせてATOKも対応いたします。ATOK PassportはOSの更新や、Android端末の買い換えを気にせず、常に最新のATOKをさまざまなプラットフォームでご利用いただけます』と記述されており、期待は充分に持てる。ただ残念なのはiPhoneやiPadには非対応らしく、iPhoneやiPadでは別途ATOKを申し込みしなければならないらしい。せっかくAndroid端末には対応しているのだから、出来ればiPhone,iPadに対応して欲しいものだ。
ちなみにインストールしたMacintoshでのバージョンを調べてみると『ATOK2011 for Macintosh Ver.24.0.2』と2011年版であることが分かった。すでに使用中の他のATOKと比較しても特段変わったところはないようだが、これで10台までインストール可であるのはありがたい。
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●2011年11月27日 Windows,Macintosh,Android向けのATOKパスポート
●2009年12月06日 Google日本語入力への期待
●2008年12月31日 Macintoshでの日本語変換