2008年11月27日に『東京スカイツリーの前身、東武鉄道貨物ヤード』では以下のように記述している。
敗戦後、焦土と化した東京の復興に向けて、この生コン工場はフル回転したという。暮れゆく大地の中で燦然と輝く日立コンクリート工場は、当時の人たちにとってはまさに希望の星。ここが忙しくなればなるほど一歩ずつ確実に復興への道のりを歩んでいることを実感しただろう。その思い出の工場が一番最後に解体されたのは、激流にもまれた当時を知る人々への感謝の気持ちの表れだろうか?東京スカイツリー完成後に"生コン工場発祥の地"に立つ石碑が、当時の繁栄を後世代に残すよすがとなるのだろう。
さてその"生コン工場発祥の地"に設置された石碑が本日掲載した写真。一瞬生コン車の写真のように思えるが、実はこれは石を削って写真風に見せているのだ。拡大写真を見ると粒状の点が見えるが、離れて見ると石を削っているようには思えず、一体何で製作しているのだろうと思ったほど。スカイツリー足元の川沿いに歩けば見つけることが出来るが、碑文はもう少し上部に設置して欲しかった。
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