2012年08月04日 読売新聞・夕刊15頁より引用
簡単に言えば世の中のすべての車はレシプロエンジン。そして全世界でマツダただ一社が生産していたのがロータリーエンジンだ。従ってレシプロエンジンは世界中の技術者が日夜その改良に取り組んでいるのに対し、ロータリーエンジンはマツダだけ。その意味で技術改良の速度や幅がレシプロエンジンと比較するとどうしても遅れがちになるのは否めないのだ。
とはいえ、よく言われるように電池モーターのようにトップエンドまで一気にふけ上がる回転フィールは独特の感触があり、唯一無二。ロータリーエンジンでしか味わうことが出来ないだけに、熱烈なファンは多いと言われるゆえんである。さてそのロータリーエンジンの記事が読売新聞に掲載された。現時点ではRX-8が生産終了となったので、国内でロータリーエンジン搭載車両はなくなってしまったが、記事によれば2013年度にハイブリッドとしての復活を目指しているという。個人的に言えばやはり2シータのRX-7の後継車種を期待したいが、現時点ではなかなか情報が集まらなかった。
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