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2012年09月21日に投稿した記事『日本の伝統的な民家の写真を金属板に彫り込む』では写真を金属プレートに彫り込んでみたが、本日掲載したのは江戸時代の街並みを描いた毛筆画を金属板に彫り込んだもの。線の太さが微妙に異なる毛筆画を果たしてどこまで原画に忠実に再現出来るのか心配だったが、ご覧のように実に細部まで丁寧に彫り込まれている。 写真を見ると黒い部分が浮き上がっているようにも見えるが、実はこの部分が凹んで墨が流し込まれているのだ。銅板だけが持ち得る独特の古びた感じが江戸時代の街並みの背景色としては最適に思えるが、素材の妙味を改めて感じる作品でもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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