選挙が近づいてくると毎度のことながら候補者の写真入りポスターが町内の各地に掲載される。一時的に民家の外壁にポスターを貼るのならまだしも、我々の地元ではご丁寧に木枠で骨組みを作りその上にベニヤを貼った仮設看板を製作するのだ。横幅3~4m、高さは人の背丈以上はあるだろうか。
中にはそれほどの人通りの多くない、というよりも閑散とした裏道に掲示されている仮設看板も珍しくなく、恒久的なものならまだしもわずか数週間しか掲載しない仮設看板にお金をかけてどうするのだろうと思ってしまう。
職業柄、設置を含めた費用はおおよそ見当が付くだけに、全部やめれば数百万単位のお金が浮くはずなのだ。個人的にはたいした意味も無く惰性で継続している無用の長物にしか思えないのだが、やめればやめたでいろいろと問題が発生するのだろう。
理想はスマートフォンの画面の候補者の一覧が表示され、有権者は顔写真をタッチするだけ。すでに諸外国では導入されている事例も多々あるようだが、いまだに旧泰然とした地元小学校の体育館を借り切っての投票はそろそろやめたらどうだろう。
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