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2013年08月29日 読売新聞朝刊・33頁より引用
新聞記事本文によると、三軒に一軒の割合で防火水槽が設置されていたと書かれているが、それほど密度は高くなくても確かにこの防火水槽は下町には数多く存在していた。四つ角や裏通りの細い路地には必ずあったように記憶しているが、その由来と目的を理解していたかというとはなはだ怪しいものだ。 夏になると蚊が多く発生するために常にふたをしていたが、その防火水槽もいつの間にやら姿を消して今では殆ど見かけることがなくなった。喉元すぎれば熱さ忘れるということわざがあるように、やはり人間は残すこと、伝えること、そして記録することが得意ではない。やはり自然と忘れてしまう動物なのだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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