2013年10月12日読売新聞 夕刊12頁より引用
2012年11月20日に掲載した『最終選考に残った国立競技場のデザイン案11点』を読み返すと、『同競技場は19年のラグビー・ワールドカップ(W杯)開催などのため、8万人収容で開閉式の屋根付きなどがデザインの条件だった』との選考で選出されたザハ・ハディド案だが、2020年東京オリンピック開催が決まった途端に、ロンドンオリンピックとの比較で見直し案が噴出しているのも奇妙な話のように感じてしまう。
確かにこの流線型ラインを眺望する角度は限定されるために見直し案は分からなくもないが、日本人であればおそらくはこのデザインは登場しなかったはず。その意味で今後どのような展開になるのか、見ていきたいと思う。
関連記事
●2013年10月11日 海外で注目を集めた東京の街を紹介する動画
●2013年10月01日 東京オリンピック景観・防災対策のために電線の地中化が進む
●2013年09月25日 道路案内標識の英語表記はオリンピック開催を機に統一されるか?
●2013年09月18日 1964年の東京五輪開催時に考案された独自案内表示"ピクトグラム"