危険域に入った
日本のジニー係数が0・5263と危険とされる0.5を越えた。 ジニー係数は完全平等のときは0となり、0.3くらいが通常、0.5を超えると富の占有が行われているとみる。日本は、1980年代ころまで、ジニー系数が0.2と、極めて平等な社会を実現していたと言われる。 0,5で25%の人が75%の富を専有し、残り75%の人が25%の富を奪い合うということで、犯罪の増加、社会不安(暴動、テロなど)が起こる危険が高いとされる。 高額所得者の減税、低所得者の増税、正社員と非正社員の賃金格差、日雇い派遣の増加がおもな原因だと思うが、税制の見直しと派遣法の廃止をしないことには格差は開く一方だろう。 搾取禁止だったはずが、いつの間にか派遣法で搾取が正当化されてしまった。 雇用側が2500円の時給を払っているのに、労働者には1200円程度しか渡らない現実は、いかに派遣会社が大幅な搾取をしていることかを証明している。 搾取法=派遣法は廃止すべきだ。 被害者となっている若者の多くが、無条件で売国奴小泉を支持した。 何の問題も無かった郵政の金を米国に持っていかれる売国行為に加担した天罰ともいえるが・・。