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言葉のルーツを探っていくと、実にとんでもない事実に出くわすことがある。
不良になる、非行に走るという意味の「ぐれる」という動詞。 「ちくしょう!ぐれてやる!」って一昔前の青春ドラマによくあった。 どう見ても品のいい言葉とか思えないが、意外や意外、その由来は 雅やかな王朝に、端を発していたことがわかった。 現在使われている「ぐれる」は、堕落する、非行化するといった 意味合いであるが、本来は、「食い違う」という意味であったよう。 では、いったい何と何が食い違うのだろう? 答えは、ハマグリでおまっ!\(@0@)/~~~ヒェ~! ハマグリは二枚貝ですが、左右の殻を合わせようとして、食い違うことを 「ハマグリ」を逆に「グリハマ」といっていた。 そのグリハマが転化して「グレハマ」となって、グレだけが独立して 動詞化したのが「グレる」という言葉になったらしい。 ところで、ハマグリの貝殻を合わせるというのはいったい何のことやろう? 実は、平安時代に広く行われていたゲームに、「貝合わせ」というものがあった。 今でいうところの、トランプの神経衰弱に似た遊びで、 神経衰弱もペアになるカードを引き当てるゲームですが、 それをカードの代わりにハマグリでやったという感じ。。。 ただし、トランプと違って貝合わせに用いる貝殻の数は360個というから かなり難しかったようだ。 貝殻は、それぞれ左貝(地貝)・右貝(出貝)の両片に分けておく。 そして、地貝の方はすべて伏せて並べておいて、出貝を一個ずつ取り出して これとあう地貝を多く選び取った者が勝ちとなる。 貝殻の裏に絵や歌の書かれたものなどは、美術工芸品としての 価値も高く、平安貴族の優雅さを今にしのばせている。 警察のご厄介になるような、「ぐれた」少年がいたら、 一回この話を聞かせてやったらどうやろう? まぁ~おっさん、夜もふけてないのに、何寝言ゆうとうんじゃい!!ダボ!・・・ 言われるのがオチかっ!\(o ̄∇ ̄o)/ハーイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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