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カテゴリ:モデルハウス
この木摺りには3つの意味があります。 まず一つ目は、通気層の確保です。昨日の説明で一部触れましたが、1Fの壁内の熱を2Fに逃す為に隙間を作ります。 二つ目はラスシートを貼るための下地つくりです。この木摺りの上にラスシートという金属の網目のシートを貼った後、モルタルを塗り、その上に仕上材として今回の「土佐しっくい」を塗り上げます。 三つ目として、壁の耐力確保の為です。この家は、(財)日本建築総合試験所で試験を受けた板倉壁と木摺りとラスシート(波型ラス)で耐力確保をしているので、この木摺りも耐震性確保の大事な要素となっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月30日 13時57分13秒
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