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カテゴリ:モデルハウス
なので大工作業ができず、家の中の配線作業しか出来ませんでした。 以前このブログで書きましたが、この家は構造材がそのまま仕上材となります。 つまり、普通であれば壁の中に隠す電気や空調の配管を、この家の場合如何に隠すかがかなり難しい問題となります。 通常1Fの天井と2Fの床の間で隠したりできますが、この家の場合は出来ません。だから、床の下を極力利用したり、左官仕上の壁(例えば珪藻土など)の下地の下に隠すことが必要となります。ちなみに写真は、この家で唯一天井で隠す事のできる場所の配線の状況です。 次に、もうひとつの写真の24時間換気のダンボール箱の写真がありますが、この家の換気システムも通常とは違います。普通は24時間換気といっても家の中だけ循環させますが、この家は床の下も循環させます。そうすることで、冬でも床暖房無しでも暖かい床となります。つまり、天井近くの暖かい空気が一度床下にもぐりこむことで、家全体の気温が偏らずに平均します。なので、ストーブひとつでも床暖房の要らない快適な家となります。逆に夏は床下のひんやりとした空気を家の中に送り込むことで、クーラー代の節約にもつながります。そしてもうひとつ。床下まで換気させるということは、材の乾燥を保つことになり、家の耐久性アップとシロアリ防止に役立ちます。 ・・・とまあ、ちょこちょこと便利な小細工を考えて建てています(笑)! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月07日 11時37分27秒
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