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わが子のための家づくり考察

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2005年08月22日
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カテゴリ:モデルハウス
本日は外壁の塗装を行いました。

以前このブログで、外壁の杉板の塗装について書きました。

現在張っている2Fの仕上材ですが、耐久性が格段に上がるカナダ製の塗料「ウッドロング・エコ」にどぶ漬けした杉板を張っています。

しかし、色合いがやさしすぎて漆喰との対比が弱いです。
そこでベンガラを上塗りすることを思いつきました。

ベンガラとは「酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料」のことです。
語源はインドのベンガル地方で産出したことからこの名が付けられたといいます。
ベンガラの役目は木造建築では「防腐」の役目をします。
木造建築が朽ちずに、数百年も残っているのも、ベンガラの防腐効果が大きいと思います。
「式年造営」の「伊勢神宮」は白木のままの木材を使っているようです。

そのベンガラを念頭に置き、漆喰との色のバランスを考えて使うことにしました。
そして、塗り重ねても大丈夫かというテストを繰返し試みました。
その結果ベンガラが定着するまで1ヶ月程度かかることが分かりました。
ということは塗ったあとすぐに雨に当たるとベンガラが溶け出し、漆喰を汚してしまうことになります。
そこで、ベンガラの併用は断念することにしました(何や、止めたんかい!)。

そこで自然塗料の「リボス」を使うことにしました。
これも耐久性向上の性能も併せ持つドイツの塗料です。

下塗り材のウッドロング・エコとも相性がよく、思ったとおりの色も出せます。
黒味の強い色合いですので、漆喰も映えて美しく仕上がるだろうと期待しています。





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最終更新日  2005年08月22日 18時07分10秒
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