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カテゴリ:趣旨
本日はあまり目立った進み方をしていないので、タイトルの「家族空間の一体化」についてコメントします。
この住宅プロジェクトには「制震・エコ」も重要な要素ですが、その他の大切な要素として「家族空間」があります。 知り合いの親御さんからよく以下のような話を聞きます。 「子供が部屋に閉じこもりっきりだ」 「いつ帰ってきたか分からない」 「そもそも部屋の中に入れてくれない」 ある学者の話によると、日本の子供の非行の原因として「携帯電話・TVゲーム・間取り」が考えられるそうです。 携帯電話やTVゲームは何となく納得いくと思います。 しかし間取りに関しては「えっ、間取り???」と疑問を持った人も多いのではないでしょうか? 我々の住宅プロジェクトでは、様々な主婦の意見を元として構造を再検討してまいりました。 そして、先程の「制震・エコ・家族空間」の要件を全て満たす具現化された姿のひとつが、今回のモデルハウスの住宅となりました。 具体的に説明しますが、「家族空間の一体化」を実現するひとつのキーワードが吹抜けです。 ただし、住宅展示場とかで大手ハウスメーカーが建てている住宅の吹き抜けとは全く違います。 住宅展示場の家は、なぜか玄関に吹き抜けがあります。 これは、全く有害無益です。 玄関ということろは、冬寒いところなので、そこに吹き抜けがあれば寒さを助長してしまいます。 2Fから玄関を眺め下ろしても、何も意味を成しません。 このような玄関に吹き抜けという空間は、家を少しでも広く見せようとする商魂が見え見えです(笑)。 そうではなく、吹き抜けはリビングなどの広い空間につくるべきなのです。 普通の家では1Fと2Fは絶縁状態になっています。 これは階段の上り下りで分離するのですが、最も大きな理由は見えないからです。 そこで、吹き抜けの活用がでてくるのですが、この続きはまた次回。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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