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カテゴリ:趣旨
今日は現場では、風呂場の工事が進んでいます。
・・・で、予告どおり、前回の続きをコメントします。 前回の話は要約すれば 「2Fとの絶縁状態を救うには、吹抜けが有効です。」 ということでした。 なぜか? それは、吹抜けをつくることによって、2Fに床の無い部分が出来るので、1Fと2Fとの間に見通しの良い空間ができるからです。 吹抜けを造れば、1Fから上を向いて呼べば2Fから顔を覗かせる、というような直線的な関係を1Fと2Fの間に造り出すことができます。 こうなれば、生活的に、平屋建てよりももっと密接な関係性が得られます。 つまり、「1Fに家族空間を一体化した広がり空間があり、2Fに子供スペースの広がりがあって、その両者を結びつける為に吹抜けをとる」というのが有効な吹抜けのとり方です。 1Fと2Fの生活空間を直接的に結べば、この吹抜けは、絶縁しやすい1Fと2Fの関係を、呼べば応えるという関係にでき、コミュニケーションの場となる訳です。 例えば、お母さんはキッチンから子供の気配を常に感じ取ることができ、「りょうちゃん、ご飯よ~」と上を向いて呼べば良い訳です。 ← んっ?りょうちゃんって誰っ? また、以上に加えて、吹抜けは通風と換気に役立ちます。 なので、吹抜けは日本の気候にとってはベターな方法であると言えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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