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わが子のための家づくり考察

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2005年08月27日
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カテゴリ:モデルハウス
本日は内装で和紙張りをする下地つくりをしました。

この家は、基本的に構造材=仕上材ですが、一部の部屋で和紙張りをします。
勿論、クロス(壁紙)でなく、本物の和紙です。

現在の予定では、和紙張りを行う部屋は以下の通りです。
玄関
玄関ホール
1F居間
1F納戸
1F個室

その他に漆喰(しっくい)の部屋がありますが、それは以下の通りです。
2Fプレイコーナー
2F個室

上記以外は、蜜蝋(みつろう)とベンガラを使い分けて塗装することにしています。
覚えている方も居るかも知れませんが、ベンガラは外壁の塗装で使用を断念した塗料です。
しかし、優れた特性を持つ塗料なので、内装の一部で使用することにしました。

写真の壁は和紙張りをする壁です。

普通はクロス(壁紙)を貼るときには、下地材はプラスターボードなどを使います。
そのプラスターボードの継ぎ目を、内装用のパテ材を何度か塗り、
それにパテしごきを行って、壁面をフラットに仕上ます。
そして、その上にクロス(壁紙)を貼っていきます。

しかし、今回は和紙を杉板の上にそのまま貼ります。

このブログで何度か説明しましたが、木材というのは伸縮します。
なので、その伸縮から逃げるために壁の杉材の継ぎ目で横に切り込みを入れます。

基本は板倉構造なので、柱の間に板を落としこんでいます。
本実(ほんざね)加工された杉板を何枚も落し込んでいるのですが、
その継ぎ目にはV溝ができます。
そのV溝のところで横に切り込みをいれ、将来の木材の伸縮をかわすようにします。
そうすることで、和紙のシワや破れを防止することができます。





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最終更新日  2005年08月27日 15時17分36秒
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