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カテゴリ:モデルハウス
さて、写真をご覧下さい。 このアプローチですが、バリアフリーコンサルタントの木島の意見が反映されています。 まず、アプローチのルートそのものです。 通常は玄関だけと思いますが、ウッドデッキへのアプローチもあります。 これは車椅子の人が家の中に楽に入ることができるようにと別のルートを設けました。 勿論、玄関から車椅子で入る場合も考慮しています。 この家の玄関ですが、上り框の位置を通常より高くしています。 つまり車椅子の座の高さと同じにしているのですが、 こうすることで玄関ホールへの移動が楽になります。 つぎに、地面の段差です。 写真を見る限り、枕木などを埋め込んであり段差もあるので、 「車椅子では移動しにくいのでは?」と感じる人も居るでしょう。 しかし、これには理由があります。 図面の監修をしてくれた木島が以下の様に言いました。 「病院みたいなきっちりとしたスロープよりも、 多少不便でも家に帰ってきたという実感があるガタガタ床の方が良い!」 「全てが病院みたいな造りだとかえって落ち着かないし、 自分の家でなく病院に居るみたいな感じがして嫌だ!」 なので、木島の意見を尊重し、 多少ガタガタのあるアプローチであえて造りました。 さあて、明日は全国からメンバーがまたまた集結します。 雨降るなよー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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