わが子のための家づくり考察

只今福島から戻って参りました。

今週月曜日より本日までの３泊４日の出張でした。

まず、福島県郡山市へ建築の新素材を見に行きました。

初めての郡山。仙台には過去に２度行った事があるのですが、福島はいつも通り道。よほど理由がないと行かない町である。

しかし、わざわざ郡山まで行って良かったです。面白い素材に巡り合えました。電気工学もしっかり勉強できました♪

そして昨晩、その素材を持って一路南会津へ！

絶食の際に何度か話題に出した｢あらかいキャンプ村｣経営の池谷純仁（いけやすみひと）さんへ会いに行きました。

この｢あらかいキャンプ村｣の池谷さんは｢地球環境と一緒にアトピー・アレルギー・化学物質過敏症(CS)・電磁波過敏症(ES)を改善しよう！｣の合言葉をもとに人生を賭けて取り組んでいる方です。

南会津はあいにく雨で寒かったのですが、最寄の駅に着いて迎えに来た池谷さんの顔を見て感無量となりました。そしてキャンプ村へ！キャンプ村といっても、まだ夏前なのでキャンプ村は休業中です。オフシーズンは改造した小学校の中で民宿を経営していらっしゃいました。

まだ全て改造が終わった訳ではないので、現在のキャパは１０人程度です。・・・が、全国より８名の化学物質過敏症や電磁波過敏症の患者さんが長期滞在し、療養していらっしゃいました。そして今週末、あと数名受け入れる事が決まっているということでした。

この電磁波過敏症という病気は、読者の皆様にはあまり聞き慣れないかもしれません。しかし、ヨーロッパ、特にスウェーデンでは健康保険が使えるくらい一般的な病気です。

池谷さん曰く｢現在、以前にも増して電磁波過敏や化学物質過敏の相談が増えてきた。こちらに引っ越して来たいという人が後を絶たないので、校舎を大至急改造して患者さんの受け入れ態勢を整えなければならない。幸い南会津町町長が理解を示してくれ、町を挙げてこの問題に取り組んでくれることになった。｣と。

そして、｢遅くとも今年の９月までに改造をしたい。日常生活が出来ない患者さんが免疫回復をするための『クリーン＆シールドルーム』をつくりたい｣ということであった。昨晩はその他に絶食の話で盛り上がり、焼酎を２人で空けてそのまま２２時に就寝。元々このキャンプ村では２１時が消灯ということでしたが、話が弾んで２２時となりました。

・・・そして、キャンプ村の朝は早い！
長期滞在の患者さんは夜明けと共に起床！５時過ぎから校庭で散歩や運動を始めた。私もあまり遅く起きてはマズイと思い、６時に起床した。

そして、キャンプ村特製｢完全無農薬の朝食｣を頂いて、池谷さんとしばし雑談。

　池谷さんの手作り！ありがたく頂きました。

校庭にある池谷さん推奨の一軒家（患者の声を生かした住宅です）や校舎の周りを案内して頂いた。

　全て天然素材のみのモデルハウスです。

　キャンプ村入口。左手に見えるは校舎の一部です。

　まだ改造途中の２階です。

９時前に駅へ送ってもらい、気分が良かったのでゆっくり景色を見ようと鈍行列車で帰ることにした。

　最寄り駅｢会津高原尾瀬口｣のホームです。

　途中で駅弁を堪能しました。

・・・ということで、本日の凛果です！

おかあちゃんに名札作ってもらって良かったね♪

おしまい。