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カテゴリ:総務
私は、これでも「プロサラリーマン」を自認しているので、
今は「サービス残業」ってのはしていません。 (基本的に、毎日定時(17時)には帰ってます) これは、前任の総務課長のこの発言があったからこそです。 「お前らには残業させるような仕事をあたえていない」 私たちは、それでも最初は 「そんなことをいっても、仕事はたんまりあるぜ」 「残業しないで、仕事終わりっこないよ」 って思っていました。 ただ、本当に残業がつかないとどうなるか。 あほらしいんで、仕事をやらなくなります。 とはいっても毎日の処理しないといけない仕事はきっちりします。 結局、無駄な仕事はしない。 仕事の段取り、勘所を覚えます。 仕事をスケジュール化して、起きそうな問題に 予め対処します。 問題が起きないように、チームで連携します。 結局、効率化が図られます。 (自由な時間に私生活を楽しみます) よって、私たちは同じ会社の中でも、人数が少なくても もっとも鍛えられた集団となったのです。 しかも、その集団は、もっとも事業再編も多く、人事異動も 転勤も頻繁に行う部署だったのに。 ただ、総務屋をやっているとこの「サービス残業」ってのは 本当にこまりものです。 まったく、会社の利益にもならないし、私たち総務屋 にも仕事を増やします。 労働基準監督に通報する家族も出てきます。 でも、職場では「そんなに残業つけたら組合からにらまれる」 とか色々と聞きます。 組合員を守るはずの労働組合が、社員の悪者になってしまう、 なんともやるせないものがあります。 誰だって、好き好んでタダ働きするわけではありません。 やっぱり、そこには、「評価を下げられたくない」とか 「できない」とは言えない何かがあるのだと思います。 残業は命令です。 目覚しい処方箋は、 管理者が無理やり早く返す。 これに尽きると考える今日この頃です。 そこの管理職「君には残業を命じていない」と はっきり部下にいえますか? そこまで、割り切れる管理者となれるかが プロ管理者の分かれ目ではないでしょうか。 ■そのサービス残業は違反です! 社長、労務担当役員に警告!! 著者:佐藤広一 出版社:中経出版 サイズ:単行本/127p 発行年月:2006年03月 ISBN:4806123994 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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