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テーマ:仕事しごとシゴト(23737)
カテゴリ:仕事関係
学生のCSR(企業の社会的責任)への理解は30%前後に留まる、これもブランド志向の学生と企業側とのギャップでしょうか?
最近CSR関連の仕事をするようになって、今後は投資家だけでなく、学生もCSRへの取り組み度合いで会社を選ぶ時代が来るでしょう。 そのためには広範囲な企業、業態でのCSRの定着が先なのでしょうが。 ============================================= 2007年3月22日 就職活動では“自分の能力・適性を活かせるか”を最重視 CSR(企業の社会的責任)への理解は30%前後に留まる ~ 若者の企業観とCSRに関する意識調査より 楽天リサーチ株式会社(代表取締役社長:森 学、東京都港区六本木1-8-7)と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本 泰行、東京都千代田区一番町16番)は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に在住する20代の会社員ならびに就職活動中の学生を対象に、「若年者の企業観とCSR意識に関する調査」を実施しました。 今回の調査は、2007年2月7日から2月13日までの期間に、楽天リサーチ登録モニター(約140万人)から首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に在住する20歳から29歳の男女を抽出し、有効回答を得た300人のデータを基に集計しました。調査対象は過去3年以内に転職した社会人、過去3年以内に新卒採用で就職した社会人、そして現在就職活動中の学生です。なお、今回のアンケートは就職あるいは転職活動時に若者が企業をどう見ているのかを探るものとなっています。 調査結果 CSR(企業の社会的責任:Corporate Social Responsibility)については、言葉も内容も知っていると回答した学生や若手社会人は30%前後にとどまりました。 就職先の選定にあたっては、新卒社会人・転職社会人・就職活動中の学生のいずれにおいても「能力・適性を活かした仕事ができる」かどうかを最も重視しており、企業の環境への取り組みや社会貢献などについてはそれほど関心が高くないようです。 さらに就職活動中の学生は、企業が提供する有益な商品やサービス、企業の成長性など、企業そのものに注目する傾向があります。その一方で、転職社会人は自分と企業の関係、具体的には、自分の能力がその企業で活かせるか、そして企業から自分がどのような処遇を受けるのかについて注目していることがうかがえます。 また、最初に就職した会社で働き続けたいという学生が4割を占めるのに対し、新卒で入社して勤続3年以内の社会人では「現在の会社で働き続けたい」人は2割を切り、逆に「数年以内に転職したい」人が2割を超えています。 これは、入社前後で企業のイメージあるいは情報のギャップがあった可能性があり、最近の売り手市場の採用活動においては、企業側がこうしたギャップを埋めるための積極取り組みを積極的に行う必要があると考えます。 リンク: 【楽天リサーチ】若者の企業観とCSRに関する意識調査より. ■CSR活用ガイド 問われはじめた企業の社会的責任 著者: 榎本徹 出版社: オーム社 サイズ: 単行本 ページ数: 184p 発行年月: 2005年05月 ISBN:9784274200700 本体価格 2,200円 (税込 2,310 円) 【目次】(「BOOK」データベースより) CSRについて―CSRって何だろう/社会はCSRを待っている―CSRに対する社会の期待について/CSRを支える制度と規格―覚えておきたい自発的活動/CSRとマネジメントシステム―CSRをマネジメントする/CSRと社会―社会がCSRを鍛える/CSRとSRI(社会的責任投資)―投資を通じて社会を変える/CSRの報告に向けて―社会のニーズに報告書で応える 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 榎本徹(エノモトテツ) 1957年生まれ。プラントの建設、メンテナンス業務、および溶接技術の開発業務を経て、品質安全部門と総務部門のかけ持ちで、企業内の品質/環境マネジメントの管理に従事。サスティナブルな社会を形成するために必要となる企業の果たす役割や責任について、あらゆる側面から精査を試みる。主な所属登録団体は、ISO‐MS研究会、日本プロジェクトマネジメント・フォーラム、日本溶接協会、環境経営学会、JRCA、CEAR、英国IRCAほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ■がんばっている日本を世界はまだ知らない(vol.2) 著者: 枝広淳子 /ジャパン・フォー・サステナビリティ 出版社: 海象社(文京区) サイズ: 単行本 ページ数: 245p 発行年月: 2005年06月 ISBN:9784907717773 本体価格 1,200円 (税込 1,260 円) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 言葉の壁ゆえに海外ではほとんど知られていない、日本国内のすぐれた環境への取り組み。そうした取り組みを全国津々浦々から集め、英語で世界に発信しているのが、JFSことジャパン・フォー・サステナビリティ。「日本がこんなにがんばっていたとは!」「こんな情報がほしかった」「ぜひこの技術をわが国も!」―立ち上げから約3年、世界のあちこちから感謝や驚き、ワクワクするような呼びかけが届きはじめています。世界と日本を元気にするエコな情報を満載、JFSの新たな挑戦も多数紹介して、ますますパワーアップした好評シリーズ第2弾。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 ぐるぐる回る循環型社会―目指せ!ごみゼロ・ソサエティ/第2章 「エコ」から「CSR」へ―環境コミュニケーションの新潮流/第3章 毎日使うものだから…―暮らしのインフラに見るエコな取り組み/第4章 失われた絆を取り戻す―全国各地、地域再生への道のり/第5章 「ホンモノ」パワーに目覚めよう!―衣食性から社会が変わる/第6章 自然に学ぶ新技術―バイオミミクリ時代の到来/第7章 21世紀型NGO―ジャパン・フォー・サステナビリティの全貌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.07 07:47:58
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