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カテゴリ:思うがままに
「揺れる電線に止まっている鳥は
なぜ落ちないのか」 A4レポート用紙一枚に答案を書いて 来週までに提出せよ。 出典:退歩を学べ 著者:森政弘(工学博士) 出版社:佼成出版社 ・・・・・・・・・・ 発想には 「内側発想」(原因を内なるわが心に求める姿勢)と 「外側発想」(原因を外なる物や他人のせいにする姿勢) があるという。 例えば 「面白くない授業を、面白く受けるアイデアを出せ」 このアイデアが出れば、 ことさら授業を面白くする工夫をしなくても、 学生たちは授業に興味を持って聴いてくれるだろう と。 外側発想だと 面白さというものが、先生とか授業の属性だと考える。 A教授の授業はつまらないとか、B助教授の授業は面白いとか。 内側発想だと 自分が授業を受ける姿勢、自分の心の持ち方しだいで、 授業の面白さが変わるもの と。 ・・・・・・・・・・ 「揺れる電線に止まっている鳥は なぜ落ちないのか」 森さんは、内側発想を訓練する良い問題だと思い、 学生に宿題を出す。 多くの学生は 「重心」がどうのこうの というものだったという。 そんな中 こんなのが出てきたという。 「先生!鳥が揺れる電線から落ちない理由は簡単です。 それは、落ちても飛べばいいと思っているからです」 この答え。 完全な内側発想だという。 (おそらく鳥には「落ちる」という観念はないのであろう=無心) 内側発想は精神の新陳代謝に とてもいいらしい。 生あるものの根本は「流動」だという。 「血流」も意識するひととき。 感謝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月21日 11時10分19秒
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