事例や視察の気軽さが・・・
25日の続きです。事例というものは・・・という話をしましたが、本当にこの事例を聞いたり、視察したりすることは、よくよく考えてやらなければ、時間とお金の無駄になってしまいます。事例は具体的な形になっているので、その形は理解しやすいだけに、余計に注意が必要です。特に同業者の事例。みんなが「それっ!」とマネをしますから、全く差別化にならず、むしろ同質化することが多いですね。表面だけマネして失敗しますから、先行者を有利にするだけです。でも、このようなことが多いですね。街づくりの視察なんていうのも、その際たるものです。他で成功したのを見に行って、わが街でも同じことをやろうとして、結局、ほかと変わり映えしない街になってしまいます。視察になんか行かない方が、独創的なことを思いつく可能性が高くなるのに。こう思ってしまいます。「視察・事例=パクリ」では、全く意味がありませんね。