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カテゴリ:フツーの日記
クリスマスと誕生日を前に、うれしいプレゼントが3つ。
一つ目は、先週の土曜日、部活の大会に出かけようとしたときに鳴った電話。 前の学校の生徒S君が、年賀状を出したいから住所を教えてほしいと言うのです。 アスペルガー症候群ですぐキレるけど、キレたあと落ち込んでしまうS君は、とっても人懐っこくて、『先生、さっきはごめん!』なんていって謝ってから家に帰っていく子。 転勤するとき、手紙を書くからと言っていたS君、今年は苦しいことがいっぱいあったようでした。約束を果たそうと電話をくれたのです。 卒業なので進路を聞くと、○○高校を受けることにしたと言っていました。ちょっと安心! 二つ目は、今日のこと。 『ちょっと早いけど先生へ誕生日プレゼント!』と言ってプレゼントを手渡してくれたNさんはADHDのお子さんです。 集中できなくなりそうなときにはちょっと隅へ行って休めば、また戻ってきて問題に取り組みます。 この間『掃除の順番を書いてくれたら、もっと頑張るのに...』と言うので、さっそくやり方を書いた紙を壁に貼るとそれを見ながらどんどん仕事を進めてくれるようになりました。(本当はもっと早く貼っておいてあげればよかったんだけど...) 今はお父さん、お母さんに本人の困っているところをわかってもらうことが最優先の問題だと思っています。頑張るぞー! 三つ目も、今日のこと。 優しくてまじめなM君は高機能自閉症。運動部に入って毎朝早くから頑張っています。 『友達のN君(私は直接教えていません)が先生のことを、誰に対しても平等な、いい先生だと言っていたよ』ととてもうれしそうに話してくれるのです。 『男子にも女子にも、ちゃんとやってる子にもやってない子にも平等だから好きだという生徒がたくさんいる』と言ってくれたのです。 涙が出そうになりました。クリスマスに最高のプレゼントをもらった気分になりました。 そして、何があってもこの子達の味方でいたいと、強く思った私でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月21日 22時41分05秒
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